ピッコマで公開されている「全ては勘違いだった」のネタバレと感想になります。
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「全ては勘違いだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ドルーアの体質
大神官ゼルベラはドルーアに祝福をおくると、彼女の体質が神聖力に親和的で魔法に対する抵抗力が強いと言う。だから人よりも洗脳されにくく、他の人を洗脳する時よりも数十倍の力が必要になると。
だから安心してくださいと笑顔で言うゼルベラ。
そう言われてみれば、本来触れただけでは攻撃しないペンダントも反応した。そして、ノクターンは自分にどれほどの力を使い魔法をかけたのか、最初から洗脳にかからなかったという可能性も捨てきれなと思うドルーア。
ドルーアは魔法薬について聞くと、他の人よりは抵抗力はあるけど副作用が生じると可能性が高いと答えるゼルベラ。
ドルーアが不安そうな表情を浮かべると、魔法薬を作るにはかなりの修練が必要だからノクターンは心配しなくていいとゼルベラは答えた。
インペルファクティオを自分に使うよう仕向けたのがノクターンでないとすると、誰が何のためにやったのかドルーアは怖くなるのであった。
アロイとの対面
一方、バローズ侯爵邸。
アリスとアーロンはドルーアの姉アロイのところを訪れた。
ドルーアとノクターンの婚約は紛れもない事実だと話すアロイ。彼女の目つきは曇りもなくハッキリしており、洗脳魔法にかかったようには見えない。
しかし、ドルーアからアロイは自分をとても大事にしていると聞いていたアリスは、彼女の表情が罪悪感も迷いもないことに違和感を感じた。
洗脳にかかった状態なのか確かめるために、アリスは彼女にペンダントを手渡した。
特に変わることはないので洗脳にはかかっていないようですと言うと、アロイは笑った。
あなたは私が黒魔法にかかりドルーアを売ったと思ってるんですねとアロイが言うと、ではなぜドルーアを彼の元に送ったのですか?家門の利益のためですか?と聞くアリス。
アロイはアリスのことを無礼だと言うと、いくら公爵家の令嬢であってもでしゃばることは許せないと言い返した。
そして、これ以上は何も話せず、追い出されてしまうのであった。
ドルーアへの恩
バローズ侯爵邸を後にするアリスとアーロン。
アリスがアロイへの不満を言うと、アーロンは彼女はいい人なのかもしれないと予想外の言葉を言った。
アリスの知っていることが真実とは限らないし、アロイは口が重い人だからと。
たしかに自分が知っていることが全てだとは思っていないが、予知夢がある自分はアーロンよりはわかっていると思うアリス。
不機嫌になったアリスは次からは一緒に来てくれなくていいですと言うと、自分の馬車に戻って行った。
ドルーアのことを心配するアリスは、彼女と出会った頃のことを思い出した。食事もろくにとることができなかったモメント邸での悲惨な日々。
そんな時、彼女が私を救ってくれたのだ。
バローズ侯爵令嬢であるドルーアと親しくなろうとしたモネント男爵夫人とその娘たちは、私の顔色を伺うようになった。
そして、私はドルーアの名前を利用して望むものを手に入れた。
たとえ子供のころの行動であったが、間違ったことであった。だから、私は彼女には恩があるのだ。
馬車の中で突然、アリスは前かがみになった。
不思議な感覚に襲われるアリスがパっと目を開けると、彼女はどこかの部屋の中にいた。
さっきまで馬車の中にいたはずなのだが、彼女は予知夢の中に入り込んだようなのであった。
【44話】感想
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