ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【99話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ビエナの後悔
父トラビスの処刑式が予定されていた当日、ビエナは一人落ち込んでいるよう。
トラビスが罪に問われることになったのはビエナの証言によるものであり、皇后にそそのかされて嘘の証言をしてしまったことを後悔しているみたいです。
父に優しく育てられたことを思い出して悲しい気持ちになっているようで。
確かにトラビスはカイラを虐げる一方でビエナのことは大切に育てていましたからね。
ただ今になって後悔するなんて愚かとしか言いようがありません。
そして父のことでも躊躇なく見捨てる冷徹な女だと思いましたが、一応父への情はあったわけですね。
彼女は処刑式が延期になったことをまだ知らないのでしょう。
ちなみに後に訪問して来たトリマン伯爵は、トラビスの処刑は雨のせいで非公開で行われることになったと発言していましたが、それは嘘でしょうか?
名誉に傷がつくのを避けるために皇后が敢えてそのように公表している可能性はありそうですね。
カイラの父について
ビエナのもとにはトリマン伯爵が訪ねて来たのですが、そこではカイラについて話題が上がりました。
カイラのことを恨んでいるビエナは彼女の悪口を言うことに。カイラはおそらく父トラビスの本当の娘ではないだろうと。
確証はないみたいですが、これまでの父の発言から本当の娘は自分だけでありカイラは実の子ではないだろうと推測していたみたいです。
それはその通りですね。そもそも顔も全く似ていませんし。
ちなみに物語的にもまだカイラの実の父親は明かされていませんが、おそらくキャラマン大公なのではという雰囲気は感じられます。そこら辺の真実は気になるところ。
そしてビエナからその話を聞いたトリマン伯爵は、それが事実なら面白いことになりそうだと何かを考えている様子。不気味ですね。
確かにカイラが父親の分からない私生児だったということになったら、世間からの評判は悪くなるかもしれません。貴族は血筋を重要視しそうですからね…。
カイラが私生児だという噂でも流そうというのか、皇后支持派のトリマン伯爵が何を考えているのか気になるところです。
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