ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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【98話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
処刑式の延期
処刑が予定されていたトラビスですが、皇帝の意向で延期されることとなりました。
どうやらカイラが父の処刑を送らせて欲しいと皇帝に直訴していたようで。その頼みを聞いてくれる形になったみたいです。
以前第93話でカイラがトラビスのいる牢屋を訪れた際も、刑の執行を遅らせられないかと看守に頼んでいる描写がありましたね。
カイラからしたら処刑されようがどうでもよい父のはずですが、遅らせたいというのはどういう意図があるのですかね?
ちなみに皇后にとっては名誉に傷がつく事態のよう。皇后の名前で推し進めていた一件を皇帝の意向で簡単に先延ばしされたというのが、信任されていないことを意味して不名誉なのだと。
もしかしたらそれがカイラの狙いだったり?皇后の名誉に傷をつけるのも効果がありそうですからね。
延期後にトラビスがいつ処刑されるのかについては触れられておらず。いずれは執行されるものなのか注目です。
インセン伯爵を味方に
カイラはインセン伯爵のもとを訪ねて、自分が始める事業に参加しないかと提案していました。
第95話、第96話でカイラがトリマン伯爵家とインセン伯爵家とリーマン侯爵家に投資金を返還するよう要求しているという話がありましたね。そしてその3つの家門に借金を背負わせようという話でした。
ただ今回カイラは、自分の事業に参加するならインセン伯爵家だけは損害もなく助かるだろうと迫ったわけです。
これまでの話で今世では3つの家門のうちインセン伯爵家だけはカイラの味方をしてくれる場面があったので、彼らのことも潰すのかと少し疑問を感じていましたが、やはり味方にしようという考えだったようですね。
結局インセン伯爵もその提案を受け入れてくれて無事に手を組むことに。
元々インセン伯爵は皇后の捨て駒にされる可能性を感じていて、皇后に対して反発心があったよう。だからここまですんなりとカイラとの話が進んだわけですね。
前世でインセン伯爵はラカンの最大の支持者になる人物だったらしいですから、彼を味方につけることができたのはカイラにとっては大きいでしょう。
今後の皇后とラカンとの戦いがどうなっていくのかますます楽しみです。
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