ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【57話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
魔獣との戦い
よりによってフェイロンの割り当てられたエリアに魔獣が出現した。
フェイロンが全体の指揮をとり、そしてエルカルが魔法でバリアを張る。
そんな中一人の騎士が魔獣の攻撃を受けて瀕死状態に。なんと攻撃を受けた肌が溶け出しているではないか。
フェイロンはその騎士の応急処置をエルカルに命じるが、彼は今バリアで必死に魔獣の攻撃を防いでおりそれどころではない。
それでもフェイロンにとって優先順位は騎士の命を助けること。皇族としての使命を放棄するわけにはいかないのだ。
やむなくエルカルは命令に従い、戦線を離れて騎士の応急処置にあたることに。
ただ先日の魔獣たちとの連日の戦いもあり、エルカルには残った魔力が少なく、騎士の手当てに苦労している。
魔石があればなんとかなるということで、カイラはハッと思い出し、ユスティナの目を取り出した。
その瞬間、なぜか魔獣は方向を変えてエルカルとカイラがいるほうへ向かってくるのだった。
皇后の計画
なぜか突然エルカルとカイラのいる方向へ突進してくる魔獣。
まさか…!これのせいで…?とカイラはユスティナの目を見る。
ユスティナの目は魔獣避けになることで知られているが、今起きている現象はまるで逆のこと。それが魔獣を呼び寄せているようだ。
それならばとカイラはユスティナの目を持ったまま一人森の中を駆け出す。自分のほうにおびき寄せようとしているようだ。
そしてカイラは森の中を走りながら考えていた。
ユスティナの目は元々皇后がフェイロンに与えたもの。本来ならばカイラではなくフェイロンが持っていたはず。
狂ったように襲ってくる魔獣、インセン伯爵からの警告、カイラの狩猟地を変えさせまいと意地を張っていたラカン。
思い返すと全ての出来事が一つの事実を指していた。
皇后は今回の狩猟大会でフェイロンを殺す計画を立てていたのである。
迫って来る魔獣
皇后は今回の狩猟大会でフェイロンを殺す計画を立てていたのだろう。
その事実に気づきながらカイラは必死に森の中を走るが、魔獣はすぐそこまで迫っている。
その後ろからカイラを守ろうとフェイロンも必死に追いかけてくるが、彼の思いもむなしく、ついにカイラは魔獣の攻撃を食らってしまった。
魔獣の強烈な攻撃を受けたカイラは血を吐き、そして体験したことのある感覚を感じる。それは回帰する前のあの日、息絶えたときの感覚である。
倒れこむカイラに、必死の表情でフェイロンが駆け寄る。
誰でもいいから…助けて…お願いだから助けて…!私は死にたくない!
カイラがそう願った瞬間、キャラマン大公から貰った赤い宝石のリングがパァっと反応するのだった。
【57話】感想
ついにカイラは皇后の計画に気づきました。今回の狩猟大会でフェイロンのことを殺そうという非道な計画です。
敵対しているにもかかわらずユスティナの目を受け取ってしまったことが、フェイロンとしては迂闊だったと言わざるを得ないですね…。
結果的にユスティナの目を持ち歩いていたのはカイラで、彼女が魔獣から攻撃を受けることになってしまいましたが、最後にキャラマン大公から貰った赤い宝石のリングが反応していました。
危機の時に役立つだろうとキャラマン大公は言っていたので、今がまさにその時ですね!
カイラの運命は如何に!?この後の展開が気になります。
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