ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【49話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
フェイロンへの感謝
フェイロンは、また会えて嬉しいと言ってカイラのことをギュッと抱きしめる。
その言葉を聞き、私に会って嬉しいと思ってくれる人がまだいたのかと思った。
そして彼女はフェイロンに対する自分の感情が分からずにいた。愚直で意地っ張りで少し融通が利かないところもあるが、そういう人は好きであるとも。
今日のことを思い返すと、フェイロンが無事生きて帰って嬉しいという言葉はまだかけてあげていなかった。
そう思ったカイラは、重要な言葉を忘れていましたと言ってフェイロンに寄り添い、怪我もなく無事に私のところに戻って来てくれてありがとうという言葉をかける。
もし彼が帰って来なかったら、回帰前のように一人になっていただろう。
そう思いながらカイラはフェイロンに感謝したのだ。
彼女のそんな言葉に、フェイロンも嬉しそうにするのだった。
ユスティナの森
2人のもとにはメルビンがやって来て、ユスティナの森の地図を机に広げた。
万一の事態に備えて確認しておいた方がよいというフェイロンの意向で、メルビンに持ってこさせたのである。
今彼らがいる兵舎は東の森であり、昨日までフェイロンが魔物と戦っていたのが西の森だ。
ユスティナの森には結界が張られているため魔物や魔獣は入って来られないはずだが、どういうわけだか現れたらしく、カイラは疑問を感じた。
そして本来は東西両方の森を狩猟地となっていたが、今回のことで危険性の高い西側は除くようにフェイロンは皇后に提案し、急遽狩猟地を再編成することになったという。
もう明日が狩猟大会の日にも関わらず、今から狩猟地を再編成するということにカイラは驚く。
東の森で貴族たちが狩りをしている間、キャラマン大公と皇室のそれぞれの騎士団が西の森の魔獣を討伐する手はずになっているという。
また西の森に現われるのは単なる魔物ではなく魔獣だということで、カイラは驚くのだった。
魔獣とは
魔獣とは魔法使いのように魔力の根源体であるコアを持つ生命体であり、通常の魔物とは比べ物にならないほど危険である。
フェイロンも実際に魔獣に遭遇したが、数日間魔物と戦闘続きだったため最後は逃げたのだと。
逃げたことを恥じるフェイロンだが、生きるために逃げたのは良かったことだと言ってカイラは励ます。そのおかげでまた会うことが出来たのだからと。
さらに今後も一緒にいるために、また危険な状況になったら逃げて欲しいとカイラは言う。
その頼みにフェイロンは笑顔で応えるのだった。
とにかく狩猟地が変わったのは魔獣の存在のせいだが、その事情を貴族たちは知らないらしい。
皇后は混乱を引き起こしてしまうからという理由で貴族たちに教えたくないようだが、カイラはそれを疑問に感じた。
前もって知らせた方が良いのは明らかであり、なぜ皇后はこの状況を隠そうとしているのだろうかと思うのだった。
【49話】感想
そもそもこのキャラマン大公領が狩猟地となったのは皇后とラカンの策略によるものでしたが、その中でもまた狩猟地の再編成が行われるのですね。危険な西側を除くことになるのだとか。
彼らにとってフェイロンが生きて帰って来たことは誤算なようですが、まだ策はある的なことをこれまでの話でラカンが言っていました。今度は何を仕掛けてくるのでしょうか。
この状況を貴族に対して隠したがっている皇后も不可解であり、カイラは疑いの目を向けていそうです。
皇后とラカンの悪事が公になって世間から反感を買ってほしいところ。笑
これからどのような展開になるのか楽しみです。
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