ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【48話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
それを持っていたい
カイラの作った装飾品を持っていたいと言うフェイロン。
彼女はそんなフェイロンのことを可愛いと思った。装飾品に夢中になっているところが猫みたいで、知れば知るほど可愛いところがあると感じたのだ。
そんなことを思いながら、ハッとするカイラ。私は今何を考えているの!と思い、顔が赤くなる。
どうせ元々捨てていた物ですから…と彼女は言い、そのままフェイロンに持っていてもらうことにするのだった。
彼はそれを大事にすると言って、嬉しそうにしながら大層な入れ物にしまう。
むしろ立派な入れ物のほうがもったいないのでは…とカイラは心の中で思った。
そしてカイラはフェイロンがしばらく不在だった時の出来事について話すことにするのだった。
フェイロン不在の間のこと
カイラはフェイロンが長らく不在だった間に起こったことを話すことに。
まずは彼女が調査していた第五皇子宮に出入りしている人物について。
彼女はそれをリストにまとめていたわけだが、特に目につくのはポラード子爵とニウム伯爵である。
ポラード子爵は兵器事業で有名な人物であり、ニウム伯爵は密輸で金を稼いでいる悪い商人なのだ。
彼らはカイラの回帰前の人生でもラカンのために最も活躍した人物であり、彼女はその意図を察していた。
今回も第五皇子宮を出入りしており、狩猟大会ではラカンのグループに属している。すでに何か動き出しているのは間違いなさそうだ。
次にカイラはインセン伯爵についてもフェイロンに話した。
今回狩猟地が変わったため狩猟大会に参加しないようにと手紙で助言されたこと。また街中で遭遇したインセン令嬢のエトリーナに謝罪されたこと。
実はエトリーナはフェイロンのことを好いていて、そのせいでカイラとの破婚の噂を流したのだが、そのことを本当に申し訳ないとカイラに謝って来たのだ。
だからもうエトリーナのことは悪く思わないで欲しいとカイラが言うと、フェイロンはそれを受け入れるのだった。
カイラがしてあげられること
一通り自分の用件を話し終えたカイラは、長期間魔物と戦っていたフェイロンとその仲間のことを聞く。怪我人はいなかったかと。
フェイロンの答えは曖昧であり、それ以上は聞いてはいけないと彼女は感じた。
またカイラはフェイロンと同様に狩猟地に来ていなかった第四皇子エルカルのことについて質問すると、彼もまた一緒に戦っていたのだとフェイロンは答えた。
そして自分らと一緒に遅れてここに来て、今は休んでいるだろうと。
フェイロン曰く、皇居において宮殿を持つ人の中ではエルカルが一番距離の近い人物だと言う。
そんな話をしている2人だが、何やらフェイロンの口数がさっきから少ない。
彼はカイラのことをジーっと見つめていて、さっき言った言葉を覚えていますかと切り出した。”女神の加護”についてだ。
リグレット帝国では寒い冬を越すために男たちは命がけで狩猟地へ向かい、そんな彼らが生きて帰って来ることを願う恋人たちのキスが”女神の加護”である。
気が向かなければ断ってもいいと言うフェイロンだが、さっきは戸惑っていたカイラは心を決めたようだ。
死の危険を味わってきたフェイロンの心が私のキスで少しでも安定するなら…。出来ることはしてあげたい。
そのように思ったカイラは、目をつぶるようフェイロンに言い、そして彼のおでこにキスをした。
フェイロンは嬉しそうに微笑み、カイラのことをギュッと抱きしめるのだった。
【48話】感想
ラカンの味方だという人物の名前が新たに2人登場してきました。奴は奴で皇帝の座につくために動き出しているのですね。
フェイロンが皇居の宮殿を持っている人物で一番親しいのはエルカルだという話は初耳です。だから彼らは視察で同行して一緒に魔物とも戦っていたのですね。
エルカルには皇帝になりたいとかいう望みはないのでしょうかね。特になければフェイロンの味方として助けになってくれそうな気がしますが。
そしてついにカイラはフェイロンにキスをしました。おでこではありますがフェイロンもさぞ嬉しかったことでしょう。笑
これから関係が発展していくであろう2人の姿が楽しみです。
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