ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【47話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
フェイロンの望み
今夜は一緒の部屋で寝たいというフェイロン。
そんな彼の言葉をカイラは冗談だと思い笑い飛ばす。
本気です!と彼は真面目な表情で訴えながら恥ずかしそうに頬を赤らめるが、とりあえず部屋に中に入って話しましょうかとカイラは答えをはぐらかすのだった。
それから部屋の中に入り、ここまで私を連れてきた理由は何かとカイラは質問する。
その前に今夜ここで過ごすことを考えて欲しいとフェイロンは言うが、結局カイラはそれを承諾せず。
代わりに狩猟祭が終わってから一日だけ時間を作ってほしいという彼の頼みを聞くことにするのだった。
約束を守れなかった理由
そしていよいよフェイロンがここに連れて来て話したかったことを打ち明け始める。
まずは先日一緒に乗馬の練習をするという約束を守れなかったことについて、ユスティナの森の西側を視察した際に魔物と遭遇したことを話した。
そこでは死を覚悟するほどの壮絶な戦いであり、死ぬかもしれないと思った瞬間に後悔ばかりが頭に浮かんできたという。
その話を聞いてカイラも共感できた。彼女も前世で死を目前にした際に、幸せだったことは全て忘れて、やり残したことだけが頭を巡ったのだ。
カイラはフェイロンに対し、その後悔とは何か質問するが、彼は少し黙り込む。そして狩猟祭の後で話すと。
さらにフェイロンはもう一つ大事なことを打ち明けなければいけないと言うのだった。
謝罪すべきこと
フェイロンがカイラに黙っていた大事なこと。それは謝らなければいけないことらしい。
絶対に怒らないで欲しいとフェイロンが言うと、怒らないから話してとカイラは答えた。
そしてメルビンがあるものを持って2人のもとにやって来る。
彼が持って来たものはなんとカイラがフェイロンのために作った装飾品で、失敗して捨てていたものである。
どうしてこれがここに…?と驚くカイラ。その失敗作はたしかに部屋のゴミ箱に捨てていたはずなのだ。
話を聞いてみると、どうやらフェイロンと乗馬の練習を約束したその日、メルビンが捨ててあったものを勝手に持って行ってしまったようだ。
カイラからしたらゴミ箱が空になっていただけだあり、メルビンが持って行ったなど想像もしていなかった。
それからフェイロンは戻ってメルビンが持ち出したことを謝ろうとしたが、急遽視察に行かされて魔物との長期戦となったため、今まで伝えられなかったと言うのだった。
命を助けた装飾品
フェイロンは勝手に装飾品を持ち出したことを謝りながらも、ただそのお陰で命が助かったことも打ち明けた。
魔物との戦いで死を覚悟した攻撃を受けた瞬間、懐に入れていた装飾品が盾となって命拾いしたという。
たしかにメルビンが持って来た装飾品は真っ二つに切れている。
メルビンは黙って勝手に持ち出した張本人であり、罪悪感を感じてどんな罰でも受けると言うが、カイラはそれを咎めることはなかった。
これまでフェイロンには何かと貰ってばかりで何かをしてあげたことがない。むしろ失敗作の装飾品が彼の命を助けたのなら何よりである。
次回からはそんなことしないようにと言いながら、カイラはフェイロンのこともメルビンのことも許すことに。
彼女に許してもらって2人は嬉しそうである。
そして、じゃあこれはずっと私が持っていていいんですか?とフェイロンは装飾品を握りしめて目を輝かせるのだった。
【47話】感想
以前フェイロンが魔物との戦いで攻撃を受けた時、懐に入れていた物で命拾いをした描写がありました。
その時は絵でいまいち判別できなかったため、布か何か?と思っていましたが、それが勝手に持ち出したカイラの失敗作の装飾品だったのですね。
勝手に持って行ったのはメルビンですが、きっとフェイロンのことを喜ばせたかったのでしょう。
部屋から勝手に持ち出すなんて人によってはゾッとしますが、メルビンとフェイロンなら許せてしまいます。笑
結果的にそれでフェイロンの命が助かったので何よりですね!
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