ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
カイラが投下した爆弾
ラカンが皇后の名前でビエナをティーパーティーに招待したのだろう。
そう思ったカイラは、ラカンと皇后の関係性を察した。おそらくは何を言わずに名前を借りるほどの近い関係なのかもしれない。
それからカイラは、ティーパーティーを楽しみにしたビエナが、ルーン衣装室のドレスを12着と装身具を30点以上買ったというエピソードを話した。
たった一度の行事に帝国で有名な衣装室でドレスを12着も買うとは、皇后さえ容易にはできないほどの贅沢である。
カイラが敢えて言わなくてもいいこのエピソードを話したのは意図があった。
一つ目は、ビエナがいかに贅沢な子であるかを分からせるため。そして二つ目は、オルシエ侯爵家がそれほどの贅沢ができる財力を持っていることを伝えるため。
これ以上侯爵になった私を軽視するなという警告である。
そしてカイラは最後に一つ大きな爆弾を投下する。皇后陛下もご存じでしょうが…と前置きしたうえで、第五皇子ラカンがビエナをそばに置きたがっているという話をしたのだ。
それはカイラのついた嘘だが、その話を聞いた皇后の表情は一変する。
第五皇子がその令嬢をですか…?と聞き返し、ひどく苛立っているようだ。
私も知らないうちに2人で会っていたようですよとカイラは言い、その話を最後に皇后とのティータイムを終えるのだった。
ラカンとの遭遇
カイラは皇后宮をあとにし、皇居から帰ろうと歩いていると、偶然だねと言ってラカンが彼女の前に現われる。
わざとらしい演技であり、明らかにカイラの存在を知って待ち伏せていたようだ。
軽く挨拶だけして立ち去ろうとするカイラだが、ラカンは彼女の腕をグイっと掴んで引き留める。
本当にそのまま行ってしまうのか?僕は君を待っていたんだぞ?立ち止まらない後悔するよ。
そのようなことを訴えかけてくるが、そんな言葉がカイラに通じるわけはない。彼女は前世でラカンに全てを捧げた挙句に捨てられたのだ。
去り際のカイラを見て、ラカンはズボンが濡れていることに気づき驚いている。これはどうしたのか!?と。
皇后陛下からの贈り物だよとだけ言い残し、カイラは立ち去るのだった。
従順な息子
カイラが変えた後、ラカンは皇后に会いに行き、2人で庭を散歩することに。
さっきカイラに言われた言葉を信じている皇后は、心に決めた女性がいるんですって?とラカンに話しかけた。
その質問に対し、自分の好みに合う息子になれるかどうか試しているのだろうとラカンは感じた。そして、まずは従順な息子になっておいたほうが良いだろうとも。
そんなはずないでしょうとラカンは答え、そして相手となる女性は皇后のほうで決めるということを彼は受け入れた。
それから話題は変わり、狩猟祭に関することに。
ラカンには企みがあるようで、狩猟地を変えたいと言う。貴族たちに馴染みのない場所にしたいと。
名前のみ知れた未知の場所、例えばリグレットの最北端はどうかと彼は提案した。
そうすれば”その厄介事”を解決するための事故の原因として、急に狩猟地が変わったため想定外のことが起きたと理由付けできる。
彼らの言う厄介事とはフェイロンのことだ。
ラカンの提案を聞いて、皇后はニヤッと不気味な笑みを浮かべているのだった。
【35話】感想
ラカンがビエナと一緒になりたがっているというカイラの嘘ですが、皇后はあっさりと騙されるものですね。カイラがそんな嘘をつくとは思ってもいないのでしょうか。
直接ビエナの名前を出すことなくラカンに問い詰めた皇后ですが、幸い誤解が解けることもなく。カイラの思惑通り勘違いしたままのようです。
そのうち皇后とラカンの間に亀裂が入ると面白くなってきますね!
そして狩猟祭の開催場所を変えたいと言い出したラカン。フェイロンを始末するために企みがあるようです。
一体何を仕掛けて来ようというのか、フェイロンは無事狩猟祭を乗り切ることが出来るのか、注目ですね!
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