ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【31話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
2通りの解釈
爵位授与式での私の発言は貴族たちを混乱させたでしょうと言うフェイロン。
何のことだか一瞬分からなかったカイラだが、授与式での会話を思い返してみて分かった。
それなら”私の人”にでたらめを言う人もいないと信じているよ。
それはフェイロンが他の皇子たちに言った言葉である。
公式の場で”私の人”と表現した言葉は参加者全員が聞いていたわけだが、考え方によっては2つの意味でとらえることができる。
破婚してオルシエ侯爵として第二皇子に忠誠を尽くす人。または、婚約破棄せずに第二皇子妃になる人。
その意味を理解しカイラは微笑んだ。
そんな彼女の手の甲にキスをして、一生カーラの味方でいるという約束を守りますよとフェイロンは言うのだった。
憤るラカン
皇宮の中でのラカンに与えられている宮殿は、緑の中にある暗い屋根の建物。
今いるところからもっと言い宮殿へ上がって行かなければならない。それを可能にしてくれる人物は唯一カイラだけ。
ラカンはそのように思っていた。
そして、時間がないのになぜだ…!!と憤って机をバンッと叩いている。
そんな彼のもとに、カイラがフェイロンからのプレゼントを受け取ったという報告が入る。
その報告を聞いて、さらにラカンの表情が険しくなる。
たしかに自分が急いで作ったネックレスをカイラが受け取るとは思っていなかったが、それでもフェイロンのは貰ったということが許せないようだ。
彼の作戦は、自分からプレゼントを断らせて、フェイロンからのプレゼントも受け取りにくい状況にしようというものだったらしい。だから断られたときに潔く引き下がったようである。
そしてラカンはまた都合の良い解釈をする。
フェイロンがカイラに渡したネックレスの宝石は皇帝が下賜したもの。きっと皇帝に気を使ってプレゼントを受け取っただけだろうと。
ただ彼はカイラがフェイロンに好かれていることを知るのはまずいとも思っていた。
カイラは愛情に飢えているから、フェイロンから気持ちに気づいてしまったらすぐに溺れてしまうと。カイラが愛情を渇望する相手は私だけでなければ…とラカンは考えているのだ。
フェイロンとカイラを仲を断ち切る方法が何かないだろうか。
そのように考えていると、そのお悩みの解決を私がお手伝いしましょうか?と何者かがやって来て話しかけてくるのだった。
ラカンの強力な味方
突然ラカンの部屋に入って来て、お悩みの解決を私がお手伝いしましょうか?と言ってきた人物。
それはなんと皇后であった。
偉大な皇后陛下にお目にかかります!と即座に跪くラカン。
どうやら先日ラカンは皇后を訪ね、”私が息子になります”と提案していたようだ。というのも彼女は子供が一人もいないのに皇后の座にいるためである。
その提案を受けるかどうか、皇后はしばらく考え、今日その答えを言いに来たのである。
皇后は自分と同じ野心を持っているラカンの目つきを気に入ったよう。
そして彼女は重要なアドバイスをする。それは誰も信じるなということ。また最も良いパートナーは私であることを忘れないようにとも。
そのような前置きをして、皇后はラカンを息子として受け入れると答えた。
私の息子になったからにはお前は次の大皇帝になるだろう。そう言う皇后の手の甲にラカンはキスをして、感謝の言葉を口にする。
2人には共通の敵がいる。それはもちろん第二皇子フェイロン。
その者の処理方法について話し合う必要がありますねと皇后は不気味な笑みを浮かべながら言うのだった。
【31話】感想
ラカンがフェイロンと同じプレゼントをした理由が明かされましたね。カイラに受け取りを拒否させて、フェイロンからのプレゼントも受け取りづらくしようと考えたようです。
どういう理論なのかはよくわかりません…。ラカンを断っても、婚約相手であるフェイロンは断らないのが普通では?笑
フェイロンよりもラカンの味方になるであろうという前提に立った考えなのでしょうかね…。いずれにせよ彼の作戦は失敗しました。
しかしまさかの人物が登場。何と皇后がラカンと手を組んでしまいました。
皇后を敵に回すのは怖いですね…。子供が一人もいないのに皇后になっているあたり、かなりの手腕を持っているという描写が以前の話にもあったので。かなり手ごわいことは間違いありません。
カイラとフェイロンがどのように立ち向かうのか、今後の展開が楽しみです。
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