ピッコマで公開されている「接近不可レディー」の感想と考察になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【85話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
テルゾの思惑は
多くの貴族たちが参加する狩猟祭が開催され、そこにはビオレッタも出席していました。
そこでビオレッタはテルゾと顔を合わせたのですが、何やら彼の周りには力の弱い中級以下の貴族家の者たちが集まっているようで。
そんなテルゾの振る舞いをビオレッタは不審に感じていました。
確かに親交を深めるのであれば、政治争いで有利になるような力を持った家門のほうがいいですよね。
それを敢えて弱い者たちと交流しているというのは、テルゾの性格からすると考え難いです。
何の考えも無しにそのようなことをしているとは思えませんし、確実に何かを企んでいそうな気はしますね。
あとテルゾを囲っている下級貴族たちのビオレッタを見る目が怖いなと…。なんかすごく睨んできている気がしました。
テルゾの手駒みたいな存在になっているのではと考えると厄介そうです。
ビオレッタの感じる異変
狩猟祭にはクリスティアンも現れたのですが、そこでビオレッタはある異変を感じることに。
それは明らかにクリスティアンの異能の力が以前よりも強くなっているということ。
イノアデンを除いて基本的に4大家門の異能が理由もなく強くなったり弱くなったりすることはあり得ないため、それがカリキアの涙の効果によるものだとビオレッタは察していました。
以前第80話でテルゾがクリスティアンに取引を持ち掛ける場面があり、カリキアの涙を優先的にパルベノンに譲るという話がありました。
その時クリスティアンは答えを保留にしていましたが、今回の話を見ると取引は成立していたみたいですね…。
この2人が手を組むことになるとは厄介そうです。
また逆にテルゾが対価としてクリスティアンに何を要求したのかは明かされておらず。そこら辺も気になるところ。
とにかく家門の中で保管されているはずのカリキアの涙が外部に流出しているであろうことにビオレッタが気づけたのは良かったのかもしれません。
アクシオンに助けを求めて
ビオレッタはカリキアの涙の流出を疑い、すぐに確認しに行くつもりのよう。
近くにいるアクシオンのことを呼び止めて助けを求めていました。
4大家門の平和と均衡のためにカリキアの涙の存在は隠されているという話が以前ありましたから、それが外部へ流出しているとなったら一大事でしょう。
ただ少し気になるのが、確認しに行こうとしたビオレッタの姿を見てテルゾが不気味に笑っていたんですよね…。
もしかしたらそのビオレッタの行動もお見通しで、保管庫に罠でも仕掛けていたりなんてこともあるのではと。とにかく要注意ですね。
あと助けを求められたアクシオンですが、彼は前回の話の尋問で黒幕がテルゾであることを吐かせたよう。
ガブリエルを監禁し、ディエゴとリカルドを連れ去ったのがテルゾの仕業であろうことが判明したわけです。
アクシオンがその事実にたどり着けたのは大きいかもしれませんね。これからテルゾとの戦いがどうなるのか注目です。
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