ピッコマで公開されている「接近不可レディー」の感想と考察になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【113話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
7度目の人生で
今回はヒリスの7度目の人生が回想シーンで描かれていました。
第111話で奇形人を戻す方法をジャネットに探させるという話がありましたが、研究の結果治療薬を作ることに成功。
同じ血族には影響を与えないはずのカリキアの血にマゴだけは反応があり、苦痛を感じる代わりに赤い涙が流れるらしく。その赤い涙で奇形化した魔物や人間をもとに戻すことができるのだと。
治療薬を作る過程でマゴは自ら望んで実験体となったみたいです。他の人を救うために自らを犠牲にするとは本当に優しいですね。
アクシオンとの関係
治療薬の開発から5年が経過し、奇形化の症状を見せる人はいなくなったようで、以前のように貴族たちが集まるパーティーも開かれることに。
ヒリスはパーティーの場でアクシオンと顔を合わせていましたが、そこで2人の関係が描かれていました。
どうやら7度目の人生ではアクシオンとヒリスは協力して色々な問題を解決し、その中で信頼関係を築いていったよう。恋人でも友達でもない曖昧な関係でもあったみたいです。
ただ本心ではお互いに求めあう気持ちもあるみたいで。そんな思いを抱えながら頬を赤らめて照れ合っている様子がもどかしいです。
5度目の人生でも6度目の人生でもアクシオンはヒリスに惹かれていましたから、何度繰り返しても同じ関係に行きつきそうですね。
まさかの事態
それからマゴがヒリスにプレゼントを用意しているという話をビオレッタから聞き、ヒリスはパーティー会場を出て彼のいるという休憩室へ行くことに。
ただヒリスが休憩室に入るとそこには衝撃の光景が広がっていました。
なんとマゴが血だらけの状態で倒れており、その横には平常心を失っている様子のガブリエルが座り込んでいるという。出血の量からしてマゴはもう死んでいるのではと…。
床にはカリキアの涙と思われるものと血の付いた刃物が落ちているよう。おそらくガブリエルがマゴに危害を加えたのでしょう。
一体どういうつもりなのかガブリエルの意図は分からず。ただ彼女自身も取り乱している様子です。
ちなみにこれは第67話と第83話で描かれた回想シーンに繋がってきそうです。マゴは16歳の誕生日を迎えて死に、誰かがマゴ殺害で濡れ衣を着せられ、ガブリエルが真実を知っているという話でした。
この状況からすると濡れ衣を着せられるのは間違いなくヒリスでしょう。この後どうなるのか続きが気になるところです。
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