ピッコマで公開されている「接近不可レディー」の感想と考察になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【103話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
テルゾの魂胆
当主ルネやビオレッタも参加しているカリキア家の会議では、長老たちから批判の声が上がっていました。カリキア家はベルゼット家に頼り過ぎていると。
確かにビオレッタとアクシオンが親しい関係であり、これまでも密にコミュニケーションをとってきましたからね。
この間で言えば狩猟大会でマゴの護衛はベルゼット家に任せていたみたいです。
そのためカリキア家の内情にベルゼット家が干渉してくるのではないかと長老たちは懸念しているよう。
そんな中でこの間の狩猟大会でクリスティアンが魔物からビオレッタを助けたという話が出て、これからはベルゼット家ではなくパルベノン家に連絡を取ったらどうかという意見があがることに。
なるほど…。テルゾの狙いはこれだったんですね。前回の話でテルゾがクリスティアンにビオレッタを助けるよう頼んでいたことが明かされていましたから。
ベルゼット家を遠ざけてパルベノン家と密な関係になれば、クリスティアンと裏で繋がっているテルゾに好都合というわけですね。本当にずる賢い奴です。
結局長老たちの提案は当主のルネが拒否。ただカリキア家内のゴタゴタは今後も続きそうですね。
テルゾの過去
今回テルゾ視点での過去が描かれていました。おそらく今回が初でしょうか。
彼はただカリキア家でロゼニアやビオレッタらと共に幸せな暮らしをしたかっただけらしいのですが、それが叶わずに今はカリキア家を憎んでいるよう。
ロゼニアはビオレッタの姉で、テルゾとの婚約を拒否して追放されたという話が以前にもありましたね。
カリキア家にうんざりしたテルゾは自らの足でゼノンのもとへと向かい、彼女と手を組むようになったみたいです。そして一緒にカリキアを崩壊させることを目的としているよう。
今回のやり取りを見ているとゼノンのほうが立場が上な感じがしますが、全体の計画を主導しているのはテルゾっぽいですよね。
いずれにせよ同じ目的を持っている者同士ということで非常に厄介です。
再び騒動に?
ゼノンとテルゾと手を組んでいるデボラの主導の計画と思われますが、カリキアの血を加工したものを一般人が使う水路に流してすでに2年が経過したよう。
そのため間もなく奇形人間たちが生まれることになるのだとか。
以前第99話のヒリスの5度目の人生の回想シーンで、奇形人間がどこから湧いてきたという話がありましたが、カリキアの血を水路に流していたのですね…。
今回の人生においてもまた奇形人間の発生は騒動へと発展してしまうのでしょうか。
ちなみにゼノンとテルゾの会話を見ていると、デボラには期待していなくて見限っているような感じもします。
今後の展開がどうなっていくのか気になるところですね。
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