ピッコマで公開されている「接近不可レディー」の感想と考察になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【101話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
5度目の人生の最期
今回ついにヒリスの5度目の人生の最期が明かされました。
ビオレッタの首を絞めた騒動以降、ヒリスへの批判が集まりながらもアクシオンは常に味方でいてくれたよう。
しかしある日アクシオンの目を盗んでベルゼット家の長老会の者たちがヒリスを縛ってイノアデンの領地まで連れて行き、そしてそこで殺してしまったみたいです。
まさかそんな最期を迎えることになるとは…。
4度目までの人生はディエゴやリカルドやクリスティアンらに苦しめられて命を落としましたが、ベルゼット家に保護されて安全に暮らしていたはずの5度目の人生でもこんな悲惨な目に遭ってしまったのですね。
結局ヒリスにとって安全な場所はどこにも無かったということでしょう。
ヒリスが長老たちに連れていかれたと使用人に聞いたアクシオンはすぐに駆け付けるも時すでに遅し。ヒリスはもう無残な姿となっていました。
アクシオンの絶望は計り知れないでしょうね。その後は描かれませんでしたが、アクシオンが絶望のあまり暴れたり、長老たちを皆殺しにしたりした可能性もあるかもしれません。
記憶が蘇ったアクシオン
場面は今へと戻り、狩猟大会の会場でアクシオンは怒りにより平常心を失っているよう。
第97話のシーンの続きですね。一人の男がヒリスに矢を放ってアクシオンが守ったところから、彼視点の5度目の人生の回想が始まっていました。
ヒリスの命が狙われる状況に直面したことで、彼女が無残に殺された時の記憶が蘇ったということなのかもしれません。
怒りを感じて平常心を失っていたのも、前世の悲劇を思い出してのことでしょう。
それからヒリスがアクシオンをなだめ、彼は正気に戻ることに。
ただアクシオンは前世でのことを受けて、今世でもまたヒリスは自分を残してこの世から消えてしまうかもしれないという不安に襲われたみたいです。
まあヒリスの願いはこのループする人生に終止符を打つ永遠の死ですからね…。彼女の願いが叶うことがアクシオンにとっては絶望だというのはあまりにも残酷な話ですね。
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