ピッコマで公開されている「接近不可レディー」の感想と考察になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【100話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
騒動の後
前回に引き続き5度目の人生でのこと。
パーティー会場でビオレッタの首を絞めあげたヒリスには厳しい罰を与えるべきだと批判が集まることに。
ただビオレッタの意向で罪を問われることはなく、引き続きベルゼット家で保護することとなりました。
ヒリスにはカリキア家を恨む理由があるからとビオレッタは見逃してくれたみたいです。彼女が優しくて良かったですね…。
あとヒリスはディエゴによって長い間カリキアの血を投与され続けていたわけですが、その影響で今回のような暴力事件を起こしたのではという世間の見方も。
一般人が奇形人間になるように4大家門の人間にも影響があるのではという疑いが出てきたみたいです。
まあ前回の感じだとヒリスの場合はこれまでの辛い人生のせいで精神錯乱しただけだとは思いますけどね…。
地下牢獄で
引き続き5度目の人生でのこと。アクシオンは王の宮殿の44番目の扉にある地下監獄を訪れていました。
以前第1話でも出てきましたね。過去の人生でヒリスも閉じ込められたことがある場所です。
そこにはテルゾとデボラが監禁されているよう。カリキアの血を一般人に投与して混乱を招いた件で罪に問われているみたいですね。
アクシオンは奇形人間たちを治療する方法を問うも、テルゾたちの答えはというと治療法など無いのだと。
それからアクシオンは大量のカリキアの血をデボラに飲ませていました。これまで同じことをされたヒリスや一般人たちの苦しみを味わわせようということですかね。
一方のテルゾは笑い出し、今回の事件にゼノンが関わっていることを暴露。自分の母が関与していたことにアクシオンは酷く憤っていました。
読者目線ではずっと前に明かされていることなのでゼノンの関与は当然のことですが、アクシオンにとっては初めて知る衝撃の事実だったわけですね。
ゼノンの心情は
引き続き5度目の人生でのシーン。母ゼノンの事件への関与を知ったアクシオンは早速彼女のもとへ行って問い詰めることに。
そこでゼノンの心情というのが初めて明かされました。
彼女は人生に退屈していたようで、新しい世界を見せてくれるというデボラの提案にそそられて加担したのだと。
ゼノンにとって夫はどうなろうと構わない人だったらしく、彼にもカリキアの血が投与されて奇形人間にさせられたみたいですが、いざそうなるとゼノンは怒りの感情を覚えたのだとか。
さすがに情緒不安定すぎませんかね…?広場にいた一般人を大領虐殺したのも夫を失ったことによるものということなのでしょうが、とてもゼノンの心情は理解できません…。
またゼノンは、4大家門が異能の力を失いつつある中でベルゼット家だけは衰退しないことについて語り始めることに。
特にカリキア家は近親婚で力が弱まったという話は過去にもありましたね。
そして彼女はこれが真実だと言って、例の金色の鍵を渡してきました。第61話でゼノンがアクシオンにくれた鍵ですね。
一体その鍵が何なのか、そしてベルゼット家の力が強いままである理由とは何なのか、気になるところです。
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