ピッコマで公開されている「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」のネタバレと感想になります。
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「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
特別なウサギのぬいぐるみ
魔法石の情報を売ると言うアドリアーナに、先に価格交渉をしましょうと言うマスター。
彼の提示した条件は情報料に50ゴールド、採掘と販売に成功したら販売額の20%を支払うというもの。
その条件にアドリアーナは販売額の30%と主張し、最終的には25%で手を打つことになった。
取引成立で担保にウサギのぬいぐるみを渡すアドリアーナ。しかしそんなものが担保になるのかと彼女は疑問に思っていた。
ウサギのぬいぐるみなど決して高価なものではない。
しかしマスターは、立派なレディが大事に持ち歩くぬいぐるみならば十分価値があると言う。
確かにアドリアーナにとっては特別なものだった。子供のころ父が再婚する前に兄がプレゼントしてくれたもの。幸せだったあの頃は自分の思い出そのものであった。
マスターがウサギのぬいぐるみの名前を聞くと、”金ウサギ”ですと答える。
「金の匙と箸で健やかに私と生きようねウサギちゃん」という意味ですと、その場で考えたことを口にした。
金ウサギとはいい名前ですねと言いながら、マスターは大事に預かることを約束するのだった。
見抜かれていた正体
アドリアーナが帰った後、マスターの元にはテイルという男が現れ、尾行しますか?と言う。
マスターは彼女の正体はすでに分かったと言い、尾行は必要ないと答えた。
たとえ演技でも高貴な生まれは隠しきれない。そしてあの黒髪。首都に住まう貴族で黒髪を有するのはクレセンテ家のみ。
最近クレセンテ家の長女の健康が回復しパーティーにも現れたという情報もあり、彼女の正体がアドリアーナであったことは分かっていたのだ。
マスターはぬいぐるみを見ながら、本当に興味深いお嬢様だと呟くのだった。
シンシア皇女と2人で
宮殿でのパーティーの後、アドリアーナはシンシア皇女から再び招待されていた。
どうやら2人きりでおしゃべりしたいのだと。
会話の中でアドリアーナは、第一皇子であるクラウディアンの話を口にすると、シンシア皇女の反応はいまいちである。
アドリアーナはすぐに自分のミスに気付いた。
シンシア皇女は現后妃の実子であり、第一皇子とは母親が違う。
前皇帝の実子である第一皇子クラウディアンと現皇帝の実子であるローエンハーツは、次期皇帝をめぐって争いが絶えない関係である。
そしてシンシア皇女はローエンハーツの実の妹であり、第一皇子に良い感情は抱いてないのは明白だった。
アドリアーナは、今後シンシア皇女の前で第一皇子の話は避けなければと心に決めるのだった。
そんな話をしているところ、2人の前に現れた人物、それはシンシア皇女の父である現皇帝だった。
【7話】感想
前回の話でアドリアーナがウサギのぬいぐるみを差し出すのをためらっていたわけですね。やはり彼女にとっては特別なものでした。
彼女のことを興味深いと言ったマスターは、果たしていい人なのか悪い人なのか。アドリアーナとのやり取りを見てると今のところ優しい人に見えますが、今後彼女にどうアプローチしてくるか気になります。
最後にまさかの皇帝が登場しましたが、アドリアーナからしたら緊張の場面になりますね。
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