ピッコマで公開されている「緑陰の冠」のネタバレと感想になります。
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「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【50話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
リーゼの疑問
ユスタフとキリックス公爵が剣術の練習中、ランとリーゼはお茶をしていた。
リーゼはユスタフ卿が皇太子を蹴飛ばしたというのは事実なのですか?と聞くと、ランは本当ですと答えた。
そして、リーゼは少し言いにくそうに、ユスタフ卿はランのことが好きなんじゃないですか?と聞いた。
ランはキョトンとした顔で、そんなはずはないですよと答えた。
しかし、リーゼはランに対する態度を見ていると、姉に対するものではないと言う。それに対して、たしかに私のことを本当の姉だと思ったことはないでしょうとランは返答した。
ランはどう思っているの?とリーゼが聞くと、私も同じように思っていて、私たちは互いの事情による同盟関係に過ぎませんと答えるのであった。
手合わせ
一方、ユスタフとキリックス公爵は剣を交えていた。
そして、キリックス公爵は自身の左目が見えないことにイライラしていた。剣術の腕前がすごいキリックス公爵がこんなことを思うのは久しぶりであった。
彼は年ごろの子供のように力ずくで無謀に戦うわけでもなく、まるで傭兵のように慎重に行動している。
そして、戦いの途中でキリックス公爵の技術を盗む余裕さえあった。
結局この勝負は引き分けとなり、キリックス公爵はあの年齢でこの腕前だとはと感心をするのであった。
歪んだ愛情
その晩。3日後に皇太子との決闘を控えたユスタフは、考え事をしながら入浴をしていた。
政治的な問題のみならず命まで危険になりかねない。そんな状況に自ら踏み入れたことに、自分でも理解できなかった。
ユスタフは昔、母に言われたことを思い出した。
愛しているという言葉は信じないでください。もし、あなたが誰かを愛するようになって完全に自分のものにしたくなったら、殺してしまってくださいと。
それはよくわかってますよ、母さんと言うと、ユスタフはフッと笑った。
部屋にいたのは
ユスタフがお風呂からあがると、部屋にはランが待っていた。
ユスタフのバスローブ姿を見たランは驚き顔を赤くした。
なんでそんな目で見るんですか?とユスタフが聞くと、違うよ!!とランは答えた。
あんなに感情が出るのに、当主としても上手くやっているランが不思議であった。まるで自分が幼い時から学んできた教えを否定しているようだ。
何か御用ですか?とユスタフが聞くと、何かなかったら来ちゃダメ?とランは答えた。そして、この間、私が寝ている間に書類を片付けてくれてありがとうとお礼を言った。でも、ティアヌの川の下流に水車を作るのどうして見合わせたの?と聞く。
ユスタフはその理由を述べると、ランは彼がラチアの領土を細かく把握していることに感心をした。
改めて早く当主の座を彼に渡さないと思ったランは、早く大きくなってと彼に笑いかけるのであった。
そして、決闘で怪我をしないでねと言うと、ユスタフは彼女の頬に手を添えると私は大丈夫ですと答えた。
ユスタフってスキンシップが好きだよねと言うと、彼は嫌いですと言う。
じゃあ、なんで嫌なことを私にはするの?とランは疑問に思うのであった。
この後、キリックス公爵夫妻との夕食が控えているため、ランは1回部屋に戻ることに。
ランはユスタフの身支度が終わるころにエスコートしに迎えに来るからと言い、部屋に戻って行った。
寂しい気持ち
ランは部屋でドレスアップをし、メイクを直してもらっていた。かれこれ1時間。ユスタフを迎えに行こうとしていたが、思ったより時間がかかってしまった。
すると、身支度を整えたユスタフがやって来た。結局、今回もユスタフがエスコートしてくれることになり、笑顔を見せるラン。
当主の座をユスタフに渡してここから離れたら、少し恋しくなるような気がするのは何だろう。ランはそう思うのだった。
【50話】感想
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