ピッコマで公開されている「緑陰の冠」のネタバレと感想になります。
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「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【41話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
庭園の散歩
庭園の木の陰から出てきたユスタフは第二皇子に挨拶をした。
第二皇子は一緒に庭園を歩かない?と誘うが、ユスタフはそれを断ると、楽しい時間を過ごしてくださいと言い立ち去った。
ユスタフを見た第二皇子は、あなたは結婚するのが大変でしょうねと言う。
ランは今は大きい影響力を持っているが、ユスタフが自分の権力を安定させるのにまずやることは彼女の権力を奪って公爵家から追い出すことだ。そう思った第二皇子は、頼ることがなくなったら、皇宮の扉はいつも開いていますよと、ランに声をかけた。
ランはお礼を言いつつ、やんわりそれをお断りした。もしそうなった場合は、新しい身分で新しい人生をやり直そうと考えているのだった。
第二皇子は残念だねと言うと、ランは笑うのであった。
舞踏会の準備
ランは舞踏会に参加するため準備をしていた。
ランとユスタフは直接会って、第二皇子のことは十分にわかったと話していた。
髪の毛のセットやメイクが終わるとランは振り向いて、どう?と聞くと、ユスタフは似合ってますと答えた。
今日のパーティーを乗り切れば、当分は休みになる。ランは社交の場にうんざりをしていた。同じ年ごろの女の子のように、素敵な男性やドレスの話だけをしていたら楽しかっただろう。しかし、ラチアの当主としての社交界は、相手との駆け引きを政治的な対話と外交の場であったのだ。
そして、ユスタフに見送られると、ランは皇宮に向かっていった。
ミロ公爵
舞踏会の窓際で1人ひっそりと赤ワインを飲むラン。
銀髪の男性が話しかけてきた。彼の名前はドバン・ダスク・ラ・ミロ。ミロ公爵家の当主で皇太子妃の兄である。
彼はラチア公爵家の勢いがミロ家まで届いています、白金鉱山と氷壁の鉱山を変えてもらえるなら喜んでそうしたいのですがと冗談を言った。
白銀のミロ家と呼ばれる理由の1つは家門の人々が美しい銀髪であるから。2つ目の理由は広大の白金鉱山を彼らが所有しているからである。
またラチアが帝国の北、ウスラ公爵家が南、そしてミロ家は中央に近く伝統的に皇室に近いのであった。オリビアが皇太子妃に選ばれた理由の1つでもある。
中央政界に強く、白金鉱山で資本もある。よほどのことがない限りミロ公爵家とはぶつかりたくないのに…とランは思った。
彼は皇室の舞踏会はあまり好きな方ではないが、ラチア公爵であるランが出ると聞き参加をしたと言う。
ランがそんなことされなくても、招待状を送ってくださればよかったのにと言うと、彼はわざわざそこまでするような話ではなくて…と言い鋭い視線を送った。
そして、顔を近づけると「皇太子妃は私の妹です」とささやいた。彼は妹の主人に手を出すなと警告しに来たようであった。
ランは作り笑顔をすると、お二人は本当にお似合いのカップルですよねと言うのだった。
皇太子の登場
すると、2人の元に皇太子が現れた。
皇太子はランをちらりと見ると、日に日に美しくなっている、社交界の中心にいるこの女性はベッドでどんな表情をするのかと考えていた。
そして、皇太子は皇太子妃の兄がいる前で堂々とランにダンスの誘いをした。
さすがに間に入って止めるミロ公爵。まだ私の妹と最初に踊っていませんし、人の目がありますと言った。
しかし、皇太子はぬけぬけと、私がラチアの当主に夢中になっていることはみんな知っているではないかと言い返した。
ピンチを迎えたランは、わざと倒れて乗り切ることにした。ふらっとランが倒れると、ちょうどいいタイミングでブレインが支えてくれるのであった。
ピンチからの脱出
無事ダンスの誘いから逃れたランは、そのまま帰宅することとなった。
馬車の中で皇太子に対しての怒りが収まらない様子のラン。
まさかミロ公爵の前であそこまで言うとは想像していなかった。皇太子妃はどう思うのか?ミロ公爵は?
巻き込まれたランはいい迷惑なのであった。
緑のアーチに戻ると、ランは今日の話の愚痴をユスタフに聞いてもらっていた。
ユスタフは思い出したように、イルミニティ伯爵から手紙が届いていましたよと言う。
ルミエをついに見つけたんだ!とランは思うのであった。
【41話】感想
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