ピッコマで公開されている「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」のネタバレと感想になります。
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「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】ネタバレ
リシェルとラント
会場をラントと歩いているロクサナ。遠くにいる銀の長い髪の女性がちらっと見えた。
そんなことを考えていると、前から青のペデリアンの頭首リシェル・ペデリアンがやって来た。
ずいぶん久しぶりだね、忌々しい顔は相変わらずだなと言うラント。負けじと言い返したリシェルは、ラントを睨みつけた。
ラントはリシェルの娘が来ていることを言うと、あんなにペデリアン家の中で過保護にしていたのに、どんな風の吹き回しだ?と言った。
カシスがさらわれて以降、シルビアを格別に保護していたリシェルをからかったのだ。
ロクサナが今年も青の貴公子様は一緒に来なかったんですねと、カシスのことを聞くと、リシェルは彼は他の公務で忙しくて遅れているのだと答えた。
ラントは君の息子を見なくなって3年も経つけど、どんなにすごい公務をやっているのかと嫌味を言う。そして、今度の和合会では必ず君の大事な息子に会えたらいいねと別れ際に言うのであった。
カシスのことを死んだと思っているラントは、彼が見栄を張ってあんなことを言っているのだと思っているのだった。
今日の主人公
夜になり、宴会場にいたシルビアはあまりの美しさに周りの注目を集めていた。
美しい銀の髪に黄色い瞳。周りの男性は彼女に見惚れた。
それを見ていたジェレミーは、カシスにそっくりの彼女のことが気に入らないのであった。
夜の散歩
一方、パーティーに参加をしていなかったロクサナ。
ジェレミーはシルビアが気になり宴会場に行ったみたいだけど、今の彼がシルビアに惚れて拉致することは起こらないだろう。
ロクサナはありがとう、もういいよと言うと、毒蝶が飛んで行く。宴会場に偵察に行かせた蝶たちに聞いたところ、今日はシルビアが主人公だったようだ。
彼女は月光のような銀髪と星の光のような瞳を持っている。
すると、ロクサナはカシスのことを思い出した。
カシスを逃がした時、彼はこれがロクサナと最後だとは思わないから、別れの挨拶はやめておくと言っていた。その時まで無事でありますようにと…
ロクサナが外に出て歩いていると、リシェル・ペデリアンの部屋が目に入った。4時をすぎたのに灯りがまだついている。
さらに、ロクサナは森の方に歩いて行く。去年もここで見かけた毒草を発見し、まだ死なずに生きていたよと声をかける。
ここにいると安心できると思ったロクサナは座り込み、考えごとを始めた。
本来だったらヒロインのシルビアが18才になってからが、小説の始まりであった。
けれど、現実の物語と小説は違う局面を迎えることになるだろう。
まだ公式には姿を見せなかったが、ラントが生きているカシスを見てどんな表情をするのか楽しみに思うロクサナ。
ギイイ。
ドアが開く音がしてロクサナが振り返ると、そこには漆黒のローブを深くかぶった男の姿が。
まさか、デオン…!
【32話】感想
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