ピッコマで公開されている「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」のネタバレと感想になります。
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「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】ネタバレ
カシスの無惨な結末
ラントはカシスが迎えた無惨な結末に喜んだ。
今日の侵入者がペデリアンの者でなかったのが本当に残念だと言うラントに、カシスの肉体が毒蝶の成長材料になったことはペデリアンの末裔には身に余る光栄ではないでしょうかと答えるロクサナ。
そして、今日はもう遅いので休みましょうと言うロクサナは、部屋に戻って行くのだった。
ロクサナの策略
部屋に戻ったロクサナは、使用人に今から誰も部屋に入れないように指示をした。
使用人が部屋から出て行くと、ロクサナはその場に座り込み血を吐いてしまう。
ロクサナはカシスのことを考えた。
彼は今ごろ無事に黒い森から抜け出せただろうか。きっと大丈夫なはず…
今日のために、みんなの前では殺傷用の蝶の存在をわざと周知させ、裏ではもっと前に孵化させていた幻覚能力のある蝶を密かに育てていた。
そして幻覚能力の蝶により作り出されたカシスを皆が見る前で殺し、本物のカシスは追跡されることなくここから逃げられるようにした。
カシスの逃亡を阻止できなかったとして私が処罰されないように、彼が屋敷から消えたということは誰にも知られてはいけないのであった。
魔物を襲う殺傷用の蝶を黒い森へと続く秘密通路のところに用意しておいたから、ペデリアンの部下たちと合流したカシスたちのきっと助けになるだろう。
単純にそう信じたいだけかもしれないけど、その森でカシスが死ぬことはきっとない。
そんな風に思っていると、何者かが部屋に入って来た。
デオンの読み
ロクサナが振り向くと、そこにはデオンが立っていた。部屋の外の扉のところには、さきほどの使用人が倒れている。
ロクサナが彼に冷たい視線を送ると、カシスが毒蝶の餌になったから外は大騒ぎだとデオンは口を開いた。
あなたに何の関係が?と言うロクサナに、カシスをどこに逃がしたんだ?と聞くデオン。
続けてこう話を続けた。
俺が当てて見せようか?俺が探してないのは北境の黒い森だけ。他の者は騙せても俺を騙せないのは残念だな。なぜ逃がしたかはわからないが、なかなかおもしろい方法であったと。
じゃあ、これは幻覚を見せてくれる毒蝶かな?と言うと、彼の手から1匹の蝶が舞った。
お前の持っていたのは殺傷用の蝶でなかったとは。それとも孵化させた毒蝶は1つではないのか。
それにロクサナは、妄想が過ぎると言い返す。
妄想じゃないということはお前が1番わかっていると思うけど?一応、北の境界に捜索隊を送り、お前の前にずたずたに引き裂かれたカシス・ペデリアンの死体を持ってくることもいいだろう。
デオンはそう言うと、毒蝶を握りつぶすのであった。
【26話】感想
デオンが怖すぎです…
ラントのことは難なく騙すことができましたが、まさかデオンが全てお見通しだったとは、ロクサナも想像していなかったのではないでしょうか。
デオンにズバリ言い当てられも、無表情で動じないロクサナですが、この後いったいどのように対処するつもりなのか、続きが気になります。
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