ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【94話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
真実を知って傷ついた?
カーティス伯爵の騒動が解決した後、フィオナはある事実を教えられることに。
それは例の歌姫が男だったということ。そしてその正体がシグレンの従兄弟であるカールだったとも。
しばらくはフィオナがそのことを知らないまま話が進むのかと思っていましたが、意外にあっさり真実を知ることになりましたね。
そのことを受けてフィオナは少し傷ついてしまったようで。
というのもシグレンが彼女に隠し事をしていたわけであり、自分はそんなに信頼されていないのかとフィオナは思ってしまったみたいです。
大切な人に隠し事をされるのは確かに辛いですが、でもそれはフィオナも同じですよね…。例えばこの小説の世界の作者であり転生してきた人物だということなどは黙っているわけですし。
相手のことを大事に思うからこそ心配をかけたくなくて秘密にするというのはやむを得ない気もしてしまいます。
2人きりで話し合い
隠し事をされていたことでフィオナは傷つき、その日は少し喧嘩をしてシグレンと別れることに。
その夜彼女が一人バルコニーで頭を悩ませていると、そこにはシグレンが訪ねてきました。
昼間に喧嘩して別れてしまったので、彼からしたらじっとはしていられずに会いに来てしまったのでしょう。
それから部屋に入って2人きりで話し合い、母を殺されたカールが皇后への復讐を望んでいるとシグレンは説明。そしてその望みは自分も同じであると。
またシグレンは自分が誰かを殺したがっていてそのような計画を立てているという事実をフィオナに知られたくなかったのだとか。だから彼女に隠していたみたいです。
誰かを恨み攻撃するような醜い人間だと思われたくなかったのかもしれません。
フィオナは彼の話を受け入れ、誰しも隠したいことがあるのは普通だと納得しつつ、自分が今回の件で傷ついたということをあらためて正直に伝えていました。シグレンが他の女性に奪われてしまうと思ったからと。
お互いに正直な気持ちを伝えあうことができているようで、無事に仲直りができるといいですね。
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