ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
その男の正体
フィオナはシグレンの部屋を訪ねたものの彼は不在であり、そこで話しかけられた謎の男に誘われて散歩をすることに。
その男の正体はというと、カールという名前であり彼の母がシグレンの母の姉妹なのだと。つまりシグレンの従兄弟というわけですね。
シグレンから家族の話など聞いたことのないフィオナは驚いている様子。
確かにシグレンの腹違いの妹アリアも登場も急でしたからね。主要キャラの家族や親戚が突然出てきがちです。笑
ちなみにフィオナはこの小説の作者なわけですが、そんな彼女が知らないということは設定には無かった存在だったりするのでしょうか?
またカールはシグレンとはわりと親しい仲のようで、フィオナにも好意的に見えます。彼女にとっても味方のような存在になってくれるかもしれません。
あとカールは周囲をうろつく影の存在を感じたようで、シグレンが戻ってくるまでの間は自分がフィオナのそばにいようと思ってくれたよう。
なるほど…。おそらくフィオナは何者かに監視されているということですね。カールがいてくれて頼もしいです。
事情を説明
それからシグレンが外出から戻ってきてフィオナと話し合いの場が持たれることに。
例の歌姫の件について追及するフィオナに対してシグレンが説明。その歌姫は舞踏会の数日前に皇后が連れてきた女性であると。
皇后はその歌姫を皇帝の寝室へ押し込もうとしていたところ、それを目撃したシグレンは放っておけずに彼女を助けたとか。
皇帝の夜の世話をした平民の女性がどういう運命を迎えることになるか知っているから見て見ぬふりはできなかったそうです。
まさにシグレンの母も平民であり息子を守るために亡命して亡くなりましたからね。母と同じ状況の女性を助けずにはいられなかったということでしょう。
この一連の出来事は女性を助けずにはいられないシグレンの良心を利用した皇后の策略だったということでフィオナも納得しているようでした。
驚きの事実
フィオナが出て行った後、部屋にはシグレンとカールの2人きり。そこで驚きの事実が明かされることに。
どうやらカールがその歌姫だったようで。これはちょっと予想外過ぎて衝撃ですね…。
カールは歌姫のふりをして、シグレンを誘惑できる女性を探していた皇后の目についたのもわざとだったよう。
ということはむしろ皇后のほうが現在シグレンとカールの策略にはまっている最中ということになるわけですね。
そしてさっきシグレンがフィオナに説明した内容も嘘ということになるのでしょう。あとで真実を知ったらフィオナが怒りそうです…。苦笑
ちなみにカールは男性だけど歌姫のふりをする際だけ女装しているという認識でいいのですかね?
最後のほうでは歌姫の姿に戻っていてどう見ても女性に見えるので、むしろ普段男装しているだけなのではとも考えてしまいました…。そこら辺も気になるところです。
フィオナが誘拐された?
シグレンとカールのもとには悪い知らせが。なんとフィオナが行方不明になったのだと。
ちょっと前に帰ったはずなのに馬車が皇居に残っていて、御者に話を聞いてみるとフィオナは忘れ物があると言って皇居に戻ったきりのよう。そしてどこにも姿が見当たらないみたいです。
そしてラストシーンでは薄暗い場所にフィオナの姿が。
誰かに誘拐されてしまったのですかね…?カールと一緒に散歩していたときも誰かに監視されていましたし、前回話にあった危険な花の送り主なんかも関与しているのではと。
それにしても魔法を使える強いフィオナがそんな簡単に連れ去られるというのもちょっと信じがたいですが。
この後の展開が気になるところ。とにかくフィオナが無事でいて欲しいですね。
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