ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第7話 | 第8話 | 第9話 |
「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
誰かに必要とされたい
傭兵ギルドでつらい日々を過ごしていたシグレンの話。彼はただ誰かに必要とされたがっていたようで。
武器も与えられず、戦場に落ちている剣を拾って戦っていたのだとか。
そしてフィオナに助けられたあの日、薄情な大人に囮に使われて、戦場で力尽きて倒れてしまったみたいです。
本当に辛い境遇を味わってきたんですね…。子供を囮にして逃げるとか、傭兵ギルドの大人たちは酷いものです。
命の危険に晒されて皇室から一人逃げてきたという話がありましたが、その逃げた先の傭兵ギルドでもこんな酷い目に遭ってしまうなんて。
あとシグレンが医者に診てもらう場面で、体中の痛々しい傷が露になっていました。どれほど酷い仕打ちを受けてきたかが伝わってきます。
もしフィオナが彼の傷を見たら言葉を失ってしまうかもしれませんね…。
シグレンの疑問
フィオナは相変わらずシグレンのことを気にかけて、優しく接しているのですが、そんな彼女の振る舞いをシグレンは疑問に思ったよう。
なぜわざわざ自分に構ってくるのか、彼は不審に感じてしまったみたいですね。
皇室で命を狙われたり、傭兵ギルドでは大人たちに囮に使われたり、そんな経験をしてきたせいで、ただわけもなく助けられるということが理解できないのかもしれません。
彼は未だにフィオナのことを警戒していて、触れられたりすることを拒絶しているようで。
生きてきた環境が彼の警戒心を異常なほど強くしてしまったのでしょう。
そのうちフィオナの純粋な気持ちを理解してくれると信じたいですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第7話 | 第8話 | 第9話 |