ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【122話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
病床に伏す皇帝
皇帝は病床に伏しており、エノクがお見舞いに訪れているよう。お見舞いと言っても表面上だけでしょうけどね。
以前にも皇帝が寝込んでいる描写はありましたが、病状はだいぶ悪化しているようで、そう長くは生きられなそうにも見えます。
そんな状況でエノクは皇位継承に関する話を始めることに。シグレンなんかではなく民衆から崇められている私に全権を委任してくださいと。
まず民衆から崇められているというところに疑問符が付きますよね…。弱っている皇帝相手なら適当な話で言いくるめることができるとでも思っているのかもしれません。
そこへやって来たシグレン
そこへ皇室騎士たちを連れて現れたシグレン。事前連絡もない突然のことに皇帝もエノクも驚いているよう。
そこでシグレンはその場でエノクが犯した罪を明かすことに。魔物が次々と村を襲ったのはエノクの仕業だったこと、そして魔物を討伐するという自作自演により功績をあげるのが狙いだったとも。
エノクは声を荒らげて否定し、そんな話は信じられないと皇帝も動揺している様子。皇帝としては息子がとんでもない罪を犯したということを受け入れ難いのでしょう。
それに対しシグレンはエレーズ侯爵の陳述書を提示。前回エレーズ侯爵は自身の過ちを認めていましたが、その後協力してくれたみたいですね。
陳述書にはエノクが犯した罪が詳細に書かれており、そのうえアヴェル・ヘイロン公爵とアーネスト公爵の署名も。彼らも実情を把握したうえでエレーズ侯爵の陳述書が正しいことを保証しているわけです。
これにはエノクも言い逃れできずに皇室騎士たちに連行され、そして皇帝は最後まで動揺しているようでした。
皇帝の態度からして、その場にシグレンや皇室騎士がいたから出来なかっただけで、状況によってはエノクの罪を隠蔽しようとしたかもわかりませんね…。
愚かな皇帝
エノクが連行されたことで皇帝とシグレンが部屋に2人きりに。
皇帝はまだ絶望している様子。ただ皇帝の心情はというと、息子が愚かな行為をしたから自分の名誉に傷がつくという気持ちみたいですね。
シグレンはそのことを指摘し、私を皇子として認めたのもドラゴンを倒した功績を自分のものにしたかったからでしょうと追い打ちをかけることに。
皇帝は声を荒らげて怒っていましたが、シグレンはあまり相手にすることもなく立ち去っていました。
登場機会が少なくて忘れていましたが、そういえば皇帝は結構悪い奴ではありましたね。
以前第31話でも皇帝は自分を脅かす血肉を全て殺したり追い出したりするという話があり、アヴェルはそんな皇帝を嫌っているという話もありました。
そう考えるとシグレンは今回皇帝に言いたいことを言ってスカッとさせてくれましたね。
エノクが逃走
皇室騎士によって監獄へと連れて行かれる途中にエノクはまさかの逃走。
そしてちょうどそこに闇のフィオナが現れ、私のことを助けろとエノクは命令していました。追いかけてくる皇室騎士たちを殺せと。
随分と偉そうな口調ですね…。むしろ闇のフィオナの怒りを買いそうな気がしますが。この後どうなるのか注目です。
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