ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【121話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フィオナが知った事実
シグレンに剣で腕を斬られた闇のフィオナは苦しみ、なぜ私だけ孤独に戦い続けなければいけないんだと叫び声をあげていました。
次の瞬間シグレンに支えられているフィオナのほうが頭を抱えて苦しみ始めるという。彼女の頭の中にはある女性の物語が情報として流れ込んできたようで。
その女性はいつも周囲から憎まれるばかりで、そんな不幸な人生を何千回も繰り返しているよう。終わりのない苦しみのループの中で、自分が同じ人生を繰り返していると彼女自身も気づくことに。
そしてその女性は苦しみのループから抜け出させてくれる存在として、この世の設計者を見つけたとか。
なるほど…。この物語における女性は闇のフィオナであり、設計者というのが小説の作者であるフィオナということでしょう。
このような背景を知ると闇のフィオナには同情してしまいますよね…。そしてその物語を描いたフィオナはますます罪悪感を感じてしまうかもしれません。
新たに知ることになった真実が今後のフィオナの意思にどう影響を与えるのか注目ですね。
事件は収束
シグレンに剣で斬られたのが決定打となり、闇のフィオナはその場から姿を消すことに。これまで溜め込んだ力を回復に使う必要があってしばらくは出現しないだろうということみたいです。
闇の前にシグレンが自ら姿を現わして大丈夫だろうかと心配しましたが、全く問題ありませんでしたね。
また子供たちで人形作りをしていた貴族たちは捕まり、闇に吸収されたカーティス伯爵は跡形もなく消えて誰からも追悼されることなく。
その後アーレントが皇室騎士団と共に現場を収拾し、子供たちも無事に保護され、一連の騒動はひとまず解決したみたいです。
ただ現場から回収された資料にはエノクが関与したという証拠はなかったらしく。彼が背後にいるのは間違いないのに、証拠を掴めないのはもどかしいですね…。
どうにかエノクの悪事を暴いてやりたいところです。
過ちを認めるエレーズ侯爵
その後事件の背後にいてエノクを手助けしていた人物としてエレーズ侯爵が拘束されたよう。彼は全ての罪を認めたうえで、とんでもないことをしてしまったと後悔しているみたいです。
エレーズ侯爵曰く邸宅の地下室で死刑囚たちを生贄として闇に捧げたのだと。これはすでにフィオナたちも把握していたことですね。
それによって闇は恐ろしくパワーアップしたものの暴走は止まらず、邸宅の使用人たちまで飲み込み始めたのだとか。
その時エレーズ侯爵は自分が間違ったことをしてしまったと気づき、シグレンに助けを求めようとしたものの闇に妨害されて身動きが取れず、これまで古い邸宅に隠れて一人で震えていたみたいです。
そんな彼に対して、私たちに協力してくれるかとフィオナは質問。間違ったことをしてしまったと自覚しているなら断る選択肢など無いでしょうね。
重い処罰は避けられないでしょうが、それでもエレーズ侯爵にはせめてもの誠意は見せて欲しいものです。
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