ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【112話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
シグレンに会いたい
しばらくベッドから動かずに安静にしていたフィオナも、すっかりと怪我から回復して自分で歩き回れるように。
しかし回復した体とは裏腹に彼女の心は不安でいっぱいなようで。というのも安静にしている間、一度もシグレンがお見舞いに来ることはなかったとか。
確かにそれは不安になりますよね…。2人の関係を考えればいつものシグレンであれば毎日でもお見舞いに来てくれたでしょうから。
モヤモヤした気持ちが拭えないフィオナは勇気を出してシグレンのいる皇子宮を訪ねてみたものの、普段なら部屋にいそうな時間に外出して不在のようで。
護衛騎士曰く最近シグレンは何かの調査を始めたらしく、外出するタイミングがあまりにも不規則であり、そばにいることの多い護衛の立場でも中々顔を合わせることさえできないよう。
調査だなんて一体何を考えているのかとフィオナは心配しているようで。ますます不安は募ってしまいますね…。
アーレントと遭遇
フィオナがシグレンのことで頭を悩ませながら皇子宮から帰っている途中、たまたまアーレントと遭遇することに。
そこでまさかの収穫が。アーレントによるとつい最近シグレンが彼のもとを訪ねてきたらしく、闇に関する全ての情報を求めてきたのだと。
どうやらシグレンが調査しているのは闇のことだったみたいですね。アーレントが闇について研究していると知って彼を訪ねたみたいです。
一方アーレントのほうは闇の情報を提供する代わりに、シグレンが狩りで入手した竜の心臓の一部を要求。竜の心臓は神聖力を高められる純粋な媒介体であり、彼の病気を治すための闇を取り除く治療に役立つのだとか。
なるほど。シグレンは闇の情報を手に入れ、アーレントは病気を治すために役立つアイテムを入手したと。ウィンウィンの取引ですね。
闇の探し方
また闇の探し方に関する話に。アーレント曰くアカデミーとの研究によって闇の痕跡を追う方法を見つけたのだと。
具体的にどのような方法なのかは明かされませんでしたが、その話にフィオナは希望を感じている様子。闇の居場所が分かるようになれば、シグレンを守りやすくなると考えているみたいです。
フィオナの不幸を望んでいる闇のフィオナは、フィオナにとって最も大切な存在であるシグレンを傷つけることを仄めかしていましたからね。フィオナも闇からシグレンを守れる方法を見つけようと必死なのでしょう。
シグレンの様子は
さらにアーレントはシグレンと会ったときの彼の様子について教えてくれました。
闇について知ろうとしているシグレンは悪を撃退しようとするような英雄の姿ではなく、むしろもっと個人的な事情があるように見えたと。彼から感じられたのは誰かを守りたいと願う切実さだったとか。
その誰かとは当然フィオナのことでしょうね。アーレントもそのように自身の推測を話し、これまで不安でいっぱいだったフィオナの表情は明るさを取り戻していました。
シグレンが自分を避けようとしていたのではなく、自分を守るために動いてくれていたのだとフィオナは気づけたみたいですね。
早く2人が顔を合わせてお互いの気持ちを確かめ合うことができるといいです。
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