ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【111話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
闇のフィオナの望み
カールに剣で刺されてからまだ意識を取り戻していないフィオナ。命に別状はないものの、しばらくは眠りについたままのようですね。
そんな彼女の夢の中には闇のフィオナが登場。そこで少し会話を交わすことに。
私から体を取り戻したいのかとフィオナが質問すると、闇のフィオナはそんなこと望んでいないのだと。
周りの人たちが愛しているのは今のフィオナのほうであり、自分は誰にも求められていないから居場所はないと闇のフィオナは考えているみたいです。
まあ確かに中身が別人になってしまったら、同じように愛される存在にはなれないでしょうね…。それはもう違う人ですから。
それなら私があなたの居場所になるから一緒に帰ろうとフィオナは歩み寄るも、闇のフィオナは拒否。むしろフィオナにも自分と同じように不幸になって苦しんで欲しいのだと。
厄介ですね…。闇のフィオナには自分が幸せになろうという考えなど無く、むしろフィオナを苦しみの底へ道連れにすることしか考えていないのでしょう。
フィオナが目覚めると
夢の中で闇のフィオナと会話を交わし、そして目を覚ましたフィオナ。彼女のそばにはアヴェルがいて、ずっと見守ってくれていたよう。
シグレンのことが気になってフィオナが質問すると、アヴェル曰く彼は皇子宮に引きこもって出てこないのだと。
やはりシグレンもフィオナの秘密を知って色々と思うところがあるのでしょうね…。
一方アヴェルはまだフィオナの秘密を知らないまま。むしろどういう経緯でフィオナがカールに刺されたのかなどもシグレンは話してくれなかったよう。
そしてそこら辺のことはフィオナが落ち着いてからあらためて話すと約束していました。
ただフィオナは自分の秘密を知ったらアヴェルもカールやシグレンのように自分から離れて行ってしまうのかもしれないと心配しているみたいです。
まあフィオナをこれだけ大切に思っているアヴェルはそんなことないと思いますけどね。それにシグレンが何を思っているかはまだ明かされていませんし、カールがフィオナを刺したのも自分の意思ではなかったという旨の描写が前回ありました。
きっとフィオナが思っているほど周りの人が変わることはないのではと。今後の展開が気になるところです。
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