韓国漫画の感想考察(※ネタバレあり)

【109話】ラスボスの私が主人公の妻になりましたのネタバレを含む感想と考察!

ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。

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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。

【109話】感想と考察(一部ネタバレを含む)

管理人が作品を読んだ感想と考察になります。

そこは標的の村

フィオナたちは兵士エルドの話によってエノクの悪事について知ることに。しかもエルドと会っているその場所は、実はこれから魔物が襲ってくるであろう標的となっている村なのだと。

つまりエルドはエノクから指定された村にフィオナたちを呼んでいたみたいですね。

そういうことであればとフィオナらはすぐに兵を集めて村民たちを避難させ、事なきを得ることに。

自作自演で後からやってくるエノクが魔物を撃退してするとはいえ、それまでに多くの被害が出てしまうわけですから、事前に回避できたのは素晴らしいことですね。

後から到着したエノクは事態を把握し、情報を流したということでエルドは酷い仕打ちを受けたようで。

これはエルドが可哀そうですね…。フィオナたちが彼を守ってあげて欲しかったところです…。

全ての記憶が

後からやってきたエノクと顔を合わせ、フィオナは怒りの気持ちを隠せないよう。自作自演で自身の功績を立てるために魔物に村を襲わせ、それによって多くの人の命が奪われていることが許せないみたいです。

自分の利益のためなら他人の命など知ったことではないという感じなのでしょう。とんでもない極悪人ですね。

ただそれに対してエノクが反論。お前もシグレンに対して同じことをしてきただろうと。

何の話か分からないフィオナは困惑し、そして突然頭が割れるような痛みに襲われるという。その直後もう一人のフィオナが現れ、”返してもらいに来たよ”と意味深な言葉を耳元で囁いてきました。

それからフィオナの頭にはシグレンと過ごした無数の場面が記憶として流れ込み、そしてこのタイミングで全てを思い出すという。

次々と色んな事が起こりますね…。とりあえずエノクともう一人のフィオナが手を組んでいるのは間違いないでしょう。

フィオナの秘密が明かされる

全ての記憶を取り戻したフィオナは、エノクが何を言おうとしているのか察している様子であり、絶望的な表情でうつむいているよう。

そしてエノクは彼女に対し、お前はこの世界の創造主だろうと言い放っていました。

つまりシグレンが辛い境遇を生きるようにしたのは創造主フィオナであり、何が起きるかを知っていながら彼に近づいて優しさを与えたという意味で、自分のやっている自作自演と同じだろうとエノクは言いたいわけですね。

まあフィオナはあくまでも小説を書いただけであり、意図せずその世界の中に転生してしまっただけであって、エノクの悪意とはまるで違うと思いますけどね…。

フィオナは自身が創造主であることを認め、隣にいるシグレンはショックを受けているよう。

シグレンであればそれでも彼女のことを受け入れてくれると期待してしまいますが、何を感じたのか具体的な気持ちは描かれず。気になりますね。

カールの復讐

またそばにいるカールはそれ以上に衝撃を受けた様子で、あの時の発言はこういうことだったのかと腑に落ちたみたいです。あの時の発言というのは、第98話の”もし復讐すべき相手が私だったらどうする?”というフィオナの言葉ですね。

カールの母が死ぬようなシナリオを描いたのがフィオナということであれば、確かに復讐すべき相手になってしまうのかもしれません。

そして何とカールは反射的に体が動いたのか、持っている剣でフィオナの腹を突き刺すという。

これはとんでもない展開になってきましたね…。エノクやもう一人のフィオナの思惑通りということでしょうか。

ただ刺されたフィオナは心の中でシグレンとカールに謝りながら少し微笑み、カールのほうは剣で刺しながらも涙を流しているよう。

フィオナの微笑みはまるでカールに対して”それでいいのよ”と言ってあげているみたいですね。一方カールの涙の理由は何なのか、彼の心情が気になるところ。

あとシグレンは止めに入ろうとしていましたが間に合わなかったようで。誰よりもフィオナを愛している彼ですから、真実を知った今でもきっとフィオナを守りたいでしょう。

この後どんな展開が待っているのか気になるところです。

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