ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
待っていて欲しい
記憶を失った今の君がシグレンを愛していると言えるのかとクォンターから問われたフィオナ。彼女は少し困った様子で何も答えることができず。
やはり今のフィオナはシグレンを愛しているとは言えないみたいですね。記憶喪失になった後も変わらず優しく接してくれて大切な存在ではあるものの、それが愛によるものだとは言うのは難しいのでしょう。
その日の夜フィオナはシグレンに会い、今の気持ちを率直に伝えていました。あなたが与えてくれる愛に応えられるか分からないと。そしてあなたの感情を翻弄したくないとも。
フィオナは中途半端な付き合い方でシグレンを傷つけるのが嫌なのでしょう。相手を思いやる優しさは変わらないですね。
ただ別に婚約を解消しようというわけではなく、記憶を取り戻すまで待っていて欲しいということであり、そういう意味でフィオナは婚約指輪を一旦返していました。
シグレンはフィオナの意向を受け入れつつ、ただただ立ち尽くして悲しそうな様子。本当に可哀そうですね…。
今辛い経験をしている分、フィオナが記憶を取り戻して元の関係に戻ったときの2人の幸せな姿が楽しみです。
手掛かりとなる人物
皇太子エノクが魔物の襲撃から多くの村を救っているという件について調査しているフィオナ。
彼女はクォンターの協力もあって手掛かりとなる人物と繋がることに。約束した場所へシグレンと一緒に向かうと、そこにやって来たのはエルドという兵士でした。
彼はエノクの連絡係を務めていたらしく。具体的にはエノクに指定された村へ行って待機し、魔物が攻め込んできたら報告していたのだと。
これにはフィオナも驚いていました。つまりエノクは魔物が現れる村を事前に把握していたというわけですからね。まあ案の定という感じもしますが。
あとエルドには嘘をついたりする度胸があるようには見えないので、彼の証言は信頼できそうです。
新たな手掛かりを掴んだフィオナたちはどのような行動に出るのか。続きが楽しみです。
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