ピッコマで公開されている「夫を味方にする方法」の感想と考察になります。
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「夫を味方にする方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【76話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
止めに入るエレニア
証人も現れて言い逃れできなくなったメイド長マルタ。
嘘をついているのは庭師のほうだなど言って苦し紛れの抵抗を見せるものの、ここまできてそんな言い分が通用するはずもなく。
その場で手を下そうとイースケが剣を振り上げると、止めに入ったのはエレニアでした。
やはりそうなりますよね…。彼女にとってマルタは大切な人で、ただの乳母以上の存在のようなので…。
何ならエレニアはこのような状況になったのは自分のせいだと責任も感じているよう。
もう少しルードベキアとマルタが距離を置くよう自分が配慮すべきだったという後悔などもあるのでしょうか。
マルタを守るようにエレニアが立ちはだかり、イースケは剣を降ろすしかなく。
う~ん、殺さないにしても追放とかできないのですかね~?エレニアの存在がかなり厄介です…。
イースケの知らなかったこと
エレニアは自分にとってマルタがどれほど大切な存在なのかを、涙を流しながら必死にイースケへ説明することに。
幼い頃に母イシスに暴力を振るわれていた時、マルタだけが助けてくれて唯一の心の支えだったのだと。母イシスからの暴力は前回の回想でも描かれていましたね。
ただその事実はイースケには初耳だったようで。母が心の病気で精神的に不安定なのは知っていたものの、大切な妹が暴力を振るわれていたとは思ってもいなかったみたいです。
衝撃の事実にイースケはショックを受けている様子。自分に相談してくれればよかったのにとも。
ただ当時イースケは後継者教育で毎日忙しく、エレニアは兄を頼ることができなかったとか。顔の傷について兄に問われた時には、母と遊んでできた傷だからと誤魔化していたよう。
そんな話を聞かされたイースケは、エレニアがマルタの手を引いて立ち去った後も、一人やりきれない様子で立ち尽くしていました。
やはり子供時代に苦しい思いをしていた妹を自分が助けてあげられなかったということが彼にとって一番辛いのかもしれません。
これでイースケのマルタに対する見方は少しでも変わるでしょうか?ルードベキアを侮辱したことは変わりませんが、妹エレニアの恩人だということを新たに知ったわけなので。
マルタが今後どうなるのか注目ですね。
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