ピッコマで公開されている「夫を味方にする方法」の感想と考察になります。
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「夫を味方にする方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【75話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
メイド長を追及
早朝からメイド長を土下座させて剣を突きつけるイースケ。どうやら昨夜ルードベキアに無礼な態度をとったことについて問い詰めているよう。
ちなみにメイド長の名前はマルタというみたいですね。私の記憶が正しければ名前が出てきたのは今回が初かと思われます。
イースケからの追及に対しマルタの弁解は、オメルタ公子妃として良くない振る舞いについて助言しただけなのに頬を殴られたと。
酷い嘘ですね~。そんな助言のようなものではなく、明らかにルードベキアを侮辱していたくせに。
またイースケはルードベキアから聞いていた話から、この城を出て行くよう言ったのではと追及すると、マルタは発言自体は認めつつも誤解して受け取られているというような言い訳をしていました。
本当に往生際の悪い奴です。ただ発言自体を否定しなかったのは、完全な嘘をつく勇気はなかったのかもしれませんね。
マルタとしてはイースケがここまでルードベキアに味方をするのは予想外だったでしょうか?イースケにはもっと徹底的に追及して欲しくなります。
複雑な思いのエレニア
メイド長マルタが土下座しているところにはエレニアもやって来ました。
彼女は大切な人であるマルタが追い詰められている状況に動揺しているよう。
これまでもそういう描写がありましたが、マルタはエレニアが幼い頃から乳母として忠誠を尽くしてきて、エレニアもそんなマルタのことを慕っていたんですよね。
今回エレニアが幼い頃のエピソードが回想でチラッと紹介されていましたが、彼女はお前なんか産まなければよかったと母イシスから暴言を受ける場面が。公爵が変わったのはお前のせいだと。
イシスについては未だに謎が多いですが、エレニアの子供時代にそんな出来事があったとは…。
その当時マルタは盾となってエレニアのことを守ってくれていたよう。そういう過去があるからエレニアにとってマルタは大切な人みたいですね。
イースケが追及している場面でもエレニアはマルタの主張を信じてあげたいと思っているようでした。
う~ん、厄介…。マルタはルードベキアにとっては性格の悪い嫌な奴でも、エレニアにとってはずっと優しい乳母なのでしょうね。
証人がいた
イースケがメイド長マルタを追及している現場には、新たに雇われたという温室の庭師がやって来ました。
彼は昨夜点検のために温室に立ち寄ったらしく、その際ルードベキアとマルタの会話を耳にしたのだと。
そして間違いなくマルタがルードベキアを侮辱していたと証言してくれました。城を出て行くようにというのも確実に悪意があるものだったと。
その場にいた証拠として、彼はルードベキアがマルタをビンタした際に吹っ飛んだ眼鏡を拾って持っていたよう。
これはもう言い逃れ出来ないでしょうね~。果たしてどんな罰が下るのか。イースケならその場で剣を振り下ろしかねない気がしますが。
一方でエレニアはショックそうな表情を浮かべていました。信じていた自分にとっての大切な乳母がそんな陰湿なことをしていたわけですからね。
とにかく新入りの庭師が現場を見ていてくれて幸運でしたし、勇気を出して証言してくれて良かったです。新入りだからこそルードベキアをよそ者として冷遇する城内の雰囲気に流されなかったということもあるのではと。
この件と同じようにティータイムのフレイヤの自作自演も誰かが目撃していて証言してくれたら良かったんですけどね…。
ひとまずメイド長マルタの処遇がどうなるのか注目です。
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