ピッコマで公開されている「私は男主人公の元カノだった」のネタバレと感想になります。
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「私は男主人公の元カノだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
落胆のレオナルド
レオナルドが馬車のドアを開けると、そこにはエリカとシオンヌの姿が。
彼は少しうつむき、一足遅かったようだねと落胆した様子。考えが浅はかだったようだとだけ言い、レオナルドはその場を立ち去って行った。
エリカからしたら彼と付き合っていたのは3年前の話。今誰と一緒にいようが関係ないことだが、それでも何か悪いことをしているような気分になった。
複雑な表情を浮かべるエリカにシオンヌが声をかける。彼女は、一時は好きだった人だから少し気になっただけだと。
それでも、彼女はレオナルドのあとを追いかけるつもりはないのであった。
シオンヌの考え
それからシオンヌは自身の思っていることを話す。
自分が悪者になったとしても、レオナルドがエリカへの気持ちを晴らしてくれたらいいと。
恨まれるかもしれないこのような形でも、シオンヌはレオナルドを助けていると考えているようだ。
そしていつかはレオナルドが自分の気持ちを理解してくれるんじゃないかなとシオンヌは話す。
そんな彼の話に、エリカも少し同意しているようだ。
たとえレオナルドを誤解させておいてもいいかもしれないと。あくまでも恋人のフリをしている2人だが、本当に恋人だと思わせておいてもいいかもということだ。
”誤解”という言葉をシオンヌは少し残念に思うのだった。彼はやはり恋人のフリ以上のものを望んでいるようである。
帰り道
馬車はカーネルズ侯爵家の屋敷に到着し、シオンヌはエリカを玄関まで送ってくれた。
そう遠くない家まで送ってくれるというシオンヌの提案を断らなかったのは、普段怖いもの知らずなエリカにとって暗闇が怖かったから。
前が見えないほどの暗闇ではなぜか息苦しくなるのだ。それはトラウマのようなものである。
歩いている途中、シオンヌはエリカと手をつなぎたいと言い、エリカもそれを応じた。
それからエリカは、私が口出しすることじゃないかもしれないけど…と前置きをしたうえで、レオナルドとのことは慎重に考えて欲しいと言う。
自分のせいでシオンヌとレオナルドの関係が壊れるのを望まなかったのだ。
シオンヌは、レオナルドのことが好きだと話す。しかしたまに彼が何を考えているかわからないとも。
そのときシオンヌは思うことがあると言う。
俺だけがレオを友達だと思っているのかな?
そう感じることがあるとシオンヌは言うのだった。
【11話】感想
エリカとシオンヌが2人きりでいるところを目の当たりにし、トボトボと帰っていくレオナルドが気の毒です。3年も待ち望んでいたのに、相当辛いでしょうね。
一応シオンヌには考えがあるようで、エリカと恋人のふりをしてレオナルドのことを助けられたらと…。うーん、そんな助け方ありますかね…?笑
どちらにせよエリカがよりを戻すつもりがないのなら仕方ないですが。
これからの3人の関係がどうなるのか注目ですね。
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