ピッコマで公開されている「幼馴染を暴君に育てました」のネタバレと感想になります。
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「幼馴染を暴君に育てました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
魔法の先生
魔法の先生をつけて欲しいと言い出すジェイド。
魔法とは代々受け継がれてきた皇家の象徴でもある。その昔初代皇帝はブラックドラゴンを倒してそのドラゴンハートの魔力でこのターラント帝国を築いたのだ。
しかしジェイドには魔力がなく、母の出身が貧しい家という複雑な事情などもあって皇家から捨てられたのである。
そしてジェイドには習いたい先生がいるという。それはカプメール大公。
その名前を聞いてプリーチェもビチェも驚愕した。
カプメール大公は現皇帝の弟でありジェイドからしたら叔父にあたる。その放浪癖は世界一であり、かつ誰もが知る狂人なのだ。
皇家の血には呪いがかかっていて、魔法を使うと狂人化してしまう。そのため皇帝を含め皆魔法を使わなくなっていった。平和な時代に魔法を使う必要などないのだ。
しかしカプメール大公だけは特異なケースで、皇家で唯一魔法を使っても狂人化しないのである。
呪いでの狂人化はしないが、放浪癖のある狂人として世間に知られているのだ。
この国にいるかも分からないミステリーな一人であり、そんな人物を先生として連れてくるのは絶望的であるが、どうしてもと言うジェイドに、全力を尽くそう…とプリーチェはやむなく答えるのだった。
回帰前にもジェイドはこんなお願いをしていたが、結局失敗して授業を受けることは出来ず。
まさかそれのせいで原作の流れが変わってしまったのかな?とビチェはふと思うのだった。
一緒に剣術を
ジェイドはビチェが元気そうなので一緒に剣術の授業を受けてはどうかと提案する。
少し戸惑うプリーチェだったが、ビチェはそれを進んで受け入れた。
前の人生では断ったわけだが、二度も同じ人生を繰り返すのはつまらないと思ったのだ。
そして双子のザフリーとベンジャミンも邸宅にいる間一緒に学べたら嬉しいですとビチェは言う。
げっそりした表情を見せる双子だが、結局彼女の言う通り一緒に授業に参加することになるのだった。
ビチェがいるから
執務室にいるプリーチェのもとに報告に執事のルイスがやって来る。
ビチェとジェイドと双子たちは仲良くやってるか?とプリーチェが聞くと、ルイスは少し言葉に詰まる。
というのも数日前の剣術の授業で、ビチェが木刀を振るって双子にあざを作ったりしていたため。ビチェと双子の関係は相変わらずのようだ。
しかしルイスはこうも思った。
ある日突然現れたジェイドも、季節が変わるたびにやって来る従兄弟たちも皆仲良くしているのはビチェがいるからだろう。
そんな話をしていると、外でバアァンと花火が上がる。それは倉庫にあった魔法花火だろう。
ビチェ様でしょうね…とルイスは呆れた表情で、そのようだ…とプリーチェもげっそりしているのだった。
今は幸せ
ルイスの予想通り、花火を打ち上げていた犯人はビチェ。そしてジェイドと双子も一緒にいる。
ちょっとビビっている双子だが、私がやるわ!と言ってビチェが花火を打ち上げる。
ここは小説の中のファンタジー世界だが、現実世界で見る花火とよく似ている。
とてもキレイ…と思いながらビチェは花火を見上げた。
そして幸せを感じていた。10歳に戻った時は絶望感を感じていたものの、またザフリーとベンジャミン、そしてジェイドと会えたことを幸せに思っていたのだ。だから最期の時まで楽しまなければとも。
一方ジェイドは花火も見ずにビチェのほうを見つめている。
花火…キレイ?と彼女が問いかけると、一生忘れられないくらいキレイだ!とジェイドは答えるのだった。
【7話】感想
最初は双子のほうがやんちゃキャラとして登場しましたが、だんだんビチェのほうがやんちゃになってきましたね。
双子を木刀で殴ったり、勝手に花火を持ち出して打ち上げたりと、ルイスも手を焼いているようです。
10歳に回帰した最初は絶望していたビチェですが、今は幸せを感じているようですね。ジェイドと笑い合っている姿は本当に微笑ましいです。
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