ピッコマで公開されている「幼馴染を暴君に育てました」のネタバレと感想になります。
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「幼馴染を暴君に育てました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
ルイチェルサ伯爵家の双子
アメリアン侯爵邸にやって来たのはザフリーとベンジャミン。
彼らはルイチェルサ伯爵家のやんちゃな双子たちであり、ビチェの母方のいとこだ。
ビチェの母はルイチェルサ伯爵の大切な一番下の娘であり、アメリアン侯爵と恋に落ちて結婚した。
しかし彼女は体が弱く、ビチェの出産後に体調を崩してこの世を去ることに。
彼女の肖像画は屋敷内に飾られていて、ビチェともよく似ている高貴で品位のある女性だ。
そして今回屋敷にやって来たザフリーとベンジャミンは、皇都を訪れるついでにたまにアメリアン侯爵邸に遊びに来ては1、2カ月ほど泊まり込んで過ごしていたのである。
父プリーチェとの再会
ビチェの父プリーチェ・アメリアン侯爵が屋敷に帰って来ると、また会えて嬉しいです!と言ってビチェは抱き着いた。
父はビチェが15歳の青年式を行う直前に馬車の事故で亡くなってしまったのだ。
小説でビチェはチラッとしか登場しない脇役であり、父の死亡など予想外の出来事。それが分かっていたらもっと娘らしく接したのにと、ビチェはこの世界での前世のことを後悔した。
ビチェにとっては数年前に戻ってきた切ない再会である。
そんな父との再会をしみじみと感じていると、そこに双子のザフリーとベンジャミンがやって来る。
いたずらっ子で性格の悪い子たちの相手をしなきゃけいないのね…とビチェは少し憂鬱さを感じた。
また1年ぶりにやって来た双子からして、約5カ月前からこの屋敷にきたジェイドは初対面である。
君は誰?と双子はジェイドに言うのだった。
ジェイドに無礼な双子
場所を変えてビチェとジェイド、そして双子の4人でお茶を飲むことに。
ビチェはジェイドのことを、ジェイド・メルシアンと紹介した。世間で彼はアメリアン侯爵家の遠い親戚の甥っ子ということにしてある。
両親が突然何くなってアメリアン侯爵を後見人として引き取ったと知られているのだ。
”メルシアン”という姓は適当である。
するとザフリーのほうがジェイドに対して失礼な発言をする。
うちの両親が話しているのを聞いたよ。孤児一人引き取ったって。領地も財力もないから一緒に暮らしてるってね。
そのようなジェイドに対する無礼な発言に、ビチェは憤りを感じた。ただジェイド本人はまるで無反応で怒ろうともしない。
いくら優しくてもあなたは皇帝の息子で皇子なのよ!?と思うビチェ。
それから立て続けにザフリーはジェイドに失礼な発言をすると、堪忍袋の緒が切れたビチェは彼に飛び掛かって押し倒す。
自分たちが恵まれてるからって無礼すぎるんじゃない!?田舎者のくせに!とビチェは言い、田舎者だと?と押し倒されたザフリーのほうも怒っている。
やり合っている2人にベンジャミンはあせあせとして止めに入るが、全く収まる様子はない。
するとそれまで大人しくしていたジェイドが立ち上がり、まずはベンジャミンの襟首を掴んでグイっと引き離す。突然のことにベンジャミンは驚いているようだ。
止めないで!と怒りが収まらないビチェ。ジェイドが怒らないから代わりに自分が怒っているんだ!と声を荒らげる。
しかしジェイドは相変わらず冷静なまま。
やめろ。僕の代わりにそんなことするな。
彼はそのように言い、事態をおさめようとするのだった。
【5話】感想
ルイチェルサ伯爵家の双子は嫌な感じですね。人が傷つくことを平気で言えてしまうなんて…。
ジェイドを侮辱されて怒るビチェですが、肝心のジェイドは特に気にすることもなく冷静なまま。逆に怒る時が来たら相当怖そうです…。
この喧嘩はジェイドの制止で無事収まるのでしょうか、続きが気になりますね。
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