ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ロザベラとの結婚
ロザベラの屋敷を後にし、帰りの馬車でのこと。
私たちは家族になる間柄だと言われたことを思い出していた。
実は姉たちとはあまり親しくはなかった。ロザベラは近寄りがたいオーラがあったし、キャベルの結婚相手のテンペルト嬢はとても内向的であったのだ。
ハリはエルンスト家に戻ってくると、エダンにちょっと歩きたいから庭に行きましょうと言った。
もう夏が近いので、草の葉のさわやかな匂いがした。昔からこんな日にはお酒を飲むのが、1番なのにと思うハリ。
ハリは思わず、「飲みたくなった」と声に出してしまった。
エダンはお酒を飲むにはまだ早いようですと言うと、ハリは飲酒ってなんのこと?としらばっくれる。
それに対し、今回は聞かなかったことにしますとエダンは答えるのであった。
聞かれてしまったことを恥ずかしく感じたハリは、芝生の上に思いっきり寝転んだ。
ずっと前にここで、ロザベラと結婚するのかユージンに聞いたことがある。2人の婚約期間は予想より長くなり、ひょっとしたら婚約破棄になるのではないのかと思っていた。
その時のユージンは結婚することになるだろうと、まるでどうでもいいように答えた。そして、ハリが結婚祝いのプレゼントを用意するねと言うと、ハリからは受け取りたくないとユージンは言うのだった。
ハリは昔のことを思い出すと、"悪い奴"とボソッと言った。
心配するユージン
誰が悪い奴なの?
ユージンが芝生に寝転ぶハリの顔を覗き込んで言った。ここで何をしているの?と。
ユージンは起こしてあげると言い、手を差し出すと、ハリはその手を引っ張った。そして、気持ちがいいから兄さんも横になってみてよと言う。
2人で芝生に寝転ぶと、ハリは横になるのもいいよね?ユージン兄さんと言い、ほほ笑んだ。
すると、すぐに立ち上がってしまうユージン。ハリに手を差し出すと、彼女を起こすのであった。ハリは彼の手を握ったまま、このまま行こうと言うと笑った。
そんなハリにユージンはどうしたの?と聞く。今日に限って笑顔が多いじゃないと。
そう?気分がいいからかなとハリは答えた。
これは完全に私の問題だから、ユージンには何も言えない。ハリはそう思うのであった。
屋敷の中に戻って来たハリとユージン。ハリは着替えに部屋に戻ろうとすると、ユージンは「ハリ」と言って手をぎゅっと握った。
少しの間、ユージンが言葉を詰まらせていると、兄さんの髪に花がついてるよとハリは笑った。
そして、とても似合うよと言うと彼の手を離し、部屋に戻っていった。ユージンを背に向けたハリは、少し暗い表情をしていたのだった。
ラベンダーからの招待状
キャベルがアカデミーから戻ってきて、屋敷は賑やかになった。
ハリは自分の部屋で、ラベンダー・コルディスからの手紙とにらめっこをしていた。彼女と出くわしてからもう数十通も招待状が届いていたのだ。
何の手紙?とキャベルが後ろからひょこっと顔を出した。
勝手に入って来たキャベルに驚くハリ。彼はノックしても返答がなかったのだと主張した。
ハリは軽くため息をつくと、手紙の主は「私に会いたくて毎日手紙をよこしてくる人」と答えた。
ヨハネス以外にもお前にちょっかいを出す奴は誰なんだ!とキャベルは声を荒げた。
ハリは呆れた顔で、兄さんが考えているようなことは絶対ないよと言うと、送って来たのはこの間偶然に会ったラベンダー・コルディス嬢だよと説明をした。
それを聞いたキャベルは、もしやお前女にまで惚れられているのか!!と勘違いをする。
ハリはさらに呆れるのであった。
【43話】感想
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