ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の感想と考察になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エルンスト家の後継者(ユージンの回想)
後継者として、長男として、しっかりするように両親に育てられ、家族のためならと期待に応えようと生きてきたユージン。だから、彼はキャベルとエーリッヒと違って大人びたところがあり、あまり感情が出せなかったんですね。
ハリがまだ小さかった時(1回目の人生)、彼女にアリナの代わりとして似せる努力をするよう言いつつ、一方で代わりだなんて馬鹿げた話だと葛藤し、ハリの存在を認められずにいました。急に妹として連れて来られたハリに戸惑いつつも、1番上の兄としてしっかりしていなければならない。誰にも打ち明けられずに悩んでいたのでしょう。
アリナの病気(ユージンの回想)
ハリがもらったあのアメが「妖精さんのアメ」として再登場します。病気になったアリナにエルンスト公爵夫人が「妖精さんのアメ」をあげると、アリナは一時的に元気になりますが、そのあとすぐに亡くなってしまいます。
渡す時の公爵夫人の手が震えているところを見るに、これはよくない薬(もっといえば薬物?)なのかと思いました。だとしたら、ハリがそのアメをもらった時にユージンが取り上げようとしたのは、ただの意地悪ではなかったということになりますね。そうなると公爵がユージンに手を上げたのも、ユージンが良くない薬を食べてしまったからだったのかもしれないと思いました。
アリナが亡くなった1年後(ユージンの回想)
死んだはずのアリナがまるで生きているかのように振る舞う公爵夫人を目の当たりにしたユージン。 妹のアリナが亡くなっただけでも辛いのに、自分の母親の気がおかしくなってしまった姿を見たユージンはさらにショックだったでしょうね。
現在の公爵夫人はそんなことはないので、もしかしてハリがエルンスト家にやって来て回復したのかもしれません。
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