ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
将来のこと
アレクセイのところに作ったお菓子を持って行こうとしているアナスタシア。
ベーキングソーダもないのにベーキングパウダーが作れたなんて厨房産業の革命だわ!と思っていた。
きっと飛ぶように売れるはずだが、そのためには大量に生産しなければならない。
今まで集めた資金は箱に閉まっているキラキラしたボタン3つ。もう少し皇宮で頑張ろうかと彼女は思った。
皇宮のシェフも使っている魔法の粉という噂を広めて投資してもらう。そのお金で工場を立てて…と。
そしていずれは本当にパティスリーを開けるかもしれないと彼女は期待を膨らませた。パティスリーとは洋菓子店のことである。
しかし、まずは余計なことを考えずに皇宮に馴染まなければ!と彼女は思うのだった。
そのために一番重要なのはアレクセイ。
その日4回も彼の部屋を訪ねたが、全く反応はない。不在なのだろうか。
最後に就寝前に尋ねたとき、何の用ですか…?と男の人が出てきて話しかけてくるのだった。
アレクセイの反応は
アレクセイの部屋から出てきた男。彼は護衛騎士のキリル・シューニンだった。
殿下は今勉強中で…と彼が言うと、アナスタシアはお菓子だけ渡して帰ることに。
彼女はすこししょんぼりとしているのだった。
それからキリルがアレクセイのところにお菓子を持って行く。
アナスタシアが持って来たものだということで中を開いてみると、茶色っぽい地味なお菓子である。当然スコーンなど見たことがない。
これ一つだけ…?とアレクセイは戸惑った。
彼が火の精霊王と契約してから何回か精霊式が行われたが、いつもさみしさを感じていた。
皇宮で一緒に過ごせる家族を望んでいるだけなのに、彼らの目が語るのは恐怖や嫉妬、羨望、憎しみなどだったからだ。
そんな中で現れたアナスタシアの目は違ったようである。まるで水たまりを前にした猫のように…と彼は呟いている。
それからアレクセイは貰ったお菓子を早速食べてみることに。媚びを売るつもりかとも思ったが、それならもっと高くて立派なものを持ってくるはずだと感じた。
そして一口食べると、彼は驚いたようだ。キラキラと目を輝かせ、頬を赤らめているのだった。
今日もお菓子を持って
それから1週間が経過した。
今日もアナスタシアはアレクセイのためにお菓子を持って来て、彼の部屋の前まで来ていた。
お菓子の効果があったのか、彼女はアレクセイからの警戒心が弱まったように感じていた。
捨てられても気落ちしない覚悟だったが、全部食べてくれたことが嬉しかったようだ。
それでも依然として嫌われていることに変わりはないと思っているアナスタシアだが、フェーヴはそうは思っていないようである。
そもそもあの長孫は最初から姫を別に!と言いかけると、突然ドアが開いてアレクセイが出てくる。
これまではキリルを介して渡していたが、突然の本人の登場に動揺するアナスタシア。
さっさとお菓子を渡してしまおうと思ったが、彼はまじまじと彼女のことを見つめ、アナスタシア…と名前を呼んで微笑んでいるのだった。
【13話】感想
無事アナスタシアが作ったお菓子をアレクセイは食べてくれました。彼は驚いたような表情で目をキラキラさせていて、相当美味しかったのかもしれませんね。
アナスタシアはアレクセイから嫌われていると勘違いしていますが、原作の話でそう思い込んでしまっているのでしょうか。
その日もまたお菓子を私にきたアナスタシアですが、早く誤解が解消されると良いですね。
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