ピッコマで公開されている「呪われた偽物は自由になりたい」の感想と考察になります。
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「呪われた偽物は自由になりたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【38話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ステラの訪問
ステラはプシケに感謝の言葉を伝えるためにレスティル公爵邸を訪ねてきました。
実際にゆっくりと会話してみてもステラは人当たりが良くて心優しそうな女性ですね。
そしてプシケは元々の目的であったお願いをしてみることに。北部の魔物アシューム討伐に協力してくれないかと。
アシュームは幻覚と魔法を使う上級魔物ですが、幻覚は男性にしか効かないという弱点があるらしく。女性戦闘員が少ない中でステラが協力してくれると非常に大きな戦力なのだと。
ただステラはその頼みを受け入れてはくれず。丁寧な断り方で嫌な感じではないですが、ちょっと残念でしたね…。
またステラにはやることがあって、ある子供を探しているのだとか。その子は人形が好きであり、会える可能性があると考えてこの間の人形祭りにも参加していたみたいです。
なるほど~。ステラが探す子が何者なのか気になるところですね。
意味深な助言
ステラは別れ際にプシケにある助言をしてくれました。エバーグリーンは香水が好きだと。
何のことやらという感じですね…。プシケがそのことをレスティル公爵に伝えてみると、彼は突然不機嫌そうにするという。あいつが何を好きなのかがプシケと関係あるのかと。
どうやら彼はエバーグリーンの現当主であるウィズニクス・エバーグリーンのことを嫌っているみたいですね…。
エバーグリーンの当主は”吹かない風”と呼ばれる異能の持ち主であり、北部に閉じこもって出て来ず、レスティル公爵曰く狂人なのだとか。
う~ん、そう言われると実際に出てくるのが楽しみですね。笑
そしてレスティル公爵はハッとその助言の意味に気づいていました。それは今後のプシケの行き先について。
婚約破棄相手のレスティル領にいるのは変であり、西部は文化が大きく異なり閉鎖的、かと言ってシルキシアの影響力が及ぶ首都や南部には行けないので、消去法でプシケが向かうことになるのは東部エバーグリーン領だろうと。
ステラはそんなことを考えて、エバーグリーンは香水が好きとプシケに助言したわけですね。まあ気づいたのはレスティル公爵であってプシケは全然理解していなそうですが。
もし万が一プシケがエバーグリーン領へ行くと言い出したらレスティル公爵は必死になって止めそうですね。笑
ステラが断った理由
それからプシケはアシューム討伐への協力をステラに断られたとレスティル公爵に報告。
レスティル公爵はそうなるだろうと予想していたよう。
というのも異能を持っている人には不文律があって、異能の持ち主同士はお互いの人生に割り込んではいけないのだと。
なるほど~。そんな話が出てくるのは今回が初ですが、レスティル公爵とプシケはがっつり割り込んでいますね。笑
まあプシケは未だに自分の能力が異能ではなく呪いだと思っているようなので、レスティル公爵さえよければ特に問題ないのかもしれませんが。
そんな不文律があるとは、歴史的に何か異能の持ち主同士で問題でも発生したのでしょうか。気になるところです。
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