ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
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「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【48話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
アーレントの話
皇太后が健康であってこそ陛下の喜びとなるはずだと話すネバエ。
本当にそう思う?という皇太后の問いに対して、知らないふりをしなければならないとネバエは思った。そして、皇帝から母である皇太后と仲が良かったと聞いたと答えた。
自分はアーレントが成長するのを楽しく思い、彼は自分に母性愛を求めていたと話す皇太后。それを共生関係だと表した。そして、アーレントと仲が良かったのは過去のことであり、今は自分を皇室から追い出そうとしているだろうと。
そんな話を聞いても自分は2人が仲がいいとしか聞いていないと話すネバエ。ヴィンフリートを目指す馬車の中でアーレントが皇太后の底意がわからないと言っていたことを思い出すと、彼が母である皇太后を愛していたのだと気付いた。彼も報われない恋をしていたのだと。
皇太后がネバエのことをソレーヌ侯爵家に捨てられた娘だと言うと、ネバエの表情は曇った。女中の母を持つ娘でユスターシュの元婚約者、急な婚約破棄の後にアーレントと結婚発表をしたことなど皇太后はよく知っていた。皇太后はネバエのことを調べ尽くしていたのだ。
皇太后はネバエが引継ぎの話をしに来たことはわかっており、ネバエが自分側の人間になれば引継ぎを行いと言う。皇太后は自分の言うことをきかない息子を説得する人が欲しいというのだ。
アーレントがネバエを選んだことは驚かなかったと話す皇太后。口を挟む実家がなくて、ティエリーに未練がなさそうだからだと。
しかし、バレル一筋で生きていたことを知っていながらネバエを選択したことは不思議に思うのだと言う。そして、その理由はアーレントの元婚約者が自殺したことにあった。
ネバエはその話を聞くことを拒否したが、無理に話を続ける皇太后。ネバエがバレルを愛していたのと同様、元婚約者はアーレントを愛していたのだと。
アーレントは元婚約者の執着に愛想を尽かし、元婚約者は耐えられずに自殺をしてしまった。そして、アーレントは愛に対してうんざりしてしまったのだと。
皇太后はネバエにこう忠告した。優しくされても内心は軽蔑しているかもしれないから、気を許すなと。お前はただ都合よく利用されるだけだと。
すると、知っていると答えるネバエ。利用される目的でここに来たから気にしていないと反論をした。
彼に対しては自分で行動するから心配はいらないと言い残すと、この場を去って行くネバエ。
皇太后はそんなネバエのことを予想よりも手ごわい相手だと思うのであった。
心を閉ざすネバエ
太后宮を後にしたネバエはアーレントのことを考えていた。
元婚約者を死に追いやったり、ネバエを軽蔑してたり、アーレントにかぎってそんなはずはないと思うが、考えるうちにわからなくなった。
自分とバレルの状況がアーレントに似ているということにようやく気付くと、彼に期待するのはやめようと思った。
傷ついた心は自分以外は誰もわかってくれないし、勝手に傷ついて泣いても厄介な子供に見えるだけだからと。
部屋まで戻ってくると、そこには妹のルビエルが待っていた。目が赤いネバエを心配するルビエル。そして、部屋でお客さんが待っていると言うと、中にいたのはアーレントであった。
【48話】感想
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