【70話】元夫の番犬を手なずけたのネタバレを含む感想と考察！

LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。

「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら！

＞全話まとめ一覧はこちら

「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。

【70話】感想と考察（一部ネタバレを含む）

管理人が作品を読んだ感想と考察になります。

敢えて誤解を生むために

前回ビルヘルムとのやり取りの際に、ラインハルトが身ごもった子が自分の子であることを示唆したディートリッヒ。

ラインハルトが妊娠したという話の最中に、もうすぐ産まれてくる私の子が綺麗な娘であると願っていると発言したわけですが、実はそれはリオニのお腹の子のことだったよう。リオニもまた妊娠していたみたいですね。

ただディートリッヒはビルヘルムを追い払うために敢えて誤解させるような言い方をしたらしく。確かに効果絶大だったと言えそうです。

そしてディートリッヒはやはり以前の記憶が無くてビルヘルムのことは知らないものの、その事実を隠してやり取りしていたとか。

全然不自然さもなかったのでディートリッヒはだいぶ演技派なのかもしれませんね。笑

揺れ動く心

ビルヘルムとディートリッヒのやり取りは城の中からラインハルトも見守っていたよう。

そしてディートリッヒが生きていることを知ってビルヘルムがもし少しでも喜んだなら、彼女はその場で飛び出して抱きしめてあげたいとも思っていたみたいですが、結果そんなことはなく。ビルヘルムにとっては喜ぶどころかその真逆の気持ちだったのかもしれません。

ラインハルトのビルヘルムへの信頼は完全に壊れたものと思っていましたが、意外とそんなことは無いようですね。まだ彼に何か期待していたのでしょう。

それからビルヘルムが渡したいものがあるということで、ディートリッヒ経由でラインハルトは受け取ることに。それは宝石箱であり、中には彼女はビルヘルムに追跡を依頼していた数多くのリンケ侯爵夫人の宝石が入っていました。

それは戦争のときに兵力を補うために売った宝石であり、全部ビルヘルムが回収してくれていたみたいです。

それを見てラインハルトはまた頭を抱えて苦しむという。そこまで尽くしてくれるビルヘルムのことを捨てるに捨てられないという感情でしょうか。

妊娠しているせいもあってか今のラインハルトは感情の起伏が激しくて情緒が不安定にも見えてしまいますね…。

そして彼女のビルヘルムへの感情がこれからどう動いていくのか気になるところです。

生まれた子は

そしてその日ついにラインハルトの子が生まれることに。それは黒髪で黒い瞳の小さな男の子。未だに明確には書かれていませんが、その子の父親は間違いなくビルヘルムでしょう。

生まれてくる子を愛せるだろうかとラインハルトが不安を感じているシーンもありましたが、出産を終えて彼女は何を思うのでしょうか。

不安がありながらも産むことに決めたからには愛してあげて欲しいものですね。

＞全話まとめ一覧はこちら