LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【69話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
関係は断たれた?
前回ラインハルトがディートリヒと再会した時から5か月が経過したよう。
その間ラインハルトはルーデン領で過ごしてビルヘルムとは一度も会っていないらしく。おそらく連絡のやり取りなども一切していないのでしょう。
前回の話でビルヘルムへの信頼が完全に壊れた感じはしましたが、やはりあれからラインハルトの意向で完全に関係を断っているみたいですね。
一方皇居で過ごすビルヘルムは髪が伸びてボサボサな状態であり、ラインハルトを失って少し気力を失っているようにも見えます。自暴自棄というほどではないですが元気は無さそうですね。
そんなビルヘルムのことを皇帝が怒鳴りつける場面も。彼からしたらやっと無能なミシェルに代わる後継者を見つけたと思ったのにという感じかもしれませんね。
剣の返却を要求
皇居にはルーデンから手紙が届いたよう。それはビルヘルムが所持しているリンケ侯爵の剣を返すようにと。
以前第15話でラインハルトがビルヘルムに授けた父リンケ侯爵の剣のことですね。あらためてビルヘルムとの関係を断とうとしているラインハルトの意思が伝わってきます。
それならばとビルヘルムは自らルーデンを訪ねることに。首都とルーデンを繋ぐ水晶門はルーデン側によって一方的に断絶され、馬に乗って何日もかけて移動する必要があるとか。
そこまでしてでもビルヘルムはもう一度ラインハルトと会いたいのでしょうね。
ビルヘルムを出迎えたのは
通常馬で2週間はかかるところをわずか1週間でルーデンに到着したビルヘルム。そんな彼を出迎えたのはなんとディートリッヒでした。
まさかの人物の登場にビルヘルムは目を見開いて驚いているよう。死んだはずの人が現れたのですからね。
それからビルヘルムはラインハルトに会わせるよう要求するもディートリッヒはそれを拒否。通常皇族の訪問を拒否することはできないものの、領主が妊娠している時は例外的に認められると。
そしてまさにラインハルトが身ごもっており、それが自分の子であるとディートリッヒは示唆していました。
これにはビルヘルムも大きなショックを受けたようで。愛しのラインハルトが恋敵に奪われてしまったわけですからね。
ただ実際はビルヘルムの子であると思われますし、ディートリッヒにもリオニという妻がいますから、追い返すために敢えて嘘をついたのかもしれません。
ちなみにディートリッヒは普通にビルヘルムと会話を交わしていますが、記憶はどうなっているのですかね?リオニに助けられる以前の記憶は失われているということで、ビルヘルムのことも覚えていないはずなのですが…。
そこら辺の記憶のことはよく分かりませんが、ディートリッヒは終始強気な態度で毅然と振る舞い、伝えるべきことだけ伝えて城の門を閉めることに。
ただ一回追い払われたからと言ってビルヘルムが簡単に諦めるとは思えませんよね…。今後彼がどういう行動に出るのか注目です。
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