LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【61話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ビルヘルムの変化
前回に引き続きビルヘルムの前世の話。彼はヘルカ領地にいるラインハルトのもとを訪れていました。
そして彼女と会話を交わし、人は道具ではないという彼女の言葉にビルヘルムの中で何かが変わったよう。
彼はずっとミシェルの道具として生きてきましたから、ラインハルトの言葉は彼にとって当然と思っていたことを覆すようなものだったのかもしれません。
それからラインハルトのミシェルに対する復讐心を知ったことでビルヘルムにもミシェルへの殺意が徐々に芽生えることに。
もうすでにビルヘルムはラインハルトに心を惹かれていて、彼女の望むことが自分の望むことになっていたのでしょう。
ただ長い間ミシェルの犬として生きてきたせいか、今さら手遅れだという思いもあって結局牙をむくことはなく。主人の手を噛むことはそれほど難しい事だったわけですね。
過去に回帰
結局ミシェルに牙をむくことはなく、そして魔物討伐を命じられて出征した雪山の中で同僚の騎士の裏切りに遭い命を落とすことに。
どうやらその裏切った同僚の騎士は、ビルヘルムを殺せばその座をやるとミシェルから言われていたみたいですね。
まさか前世のビルヘルムの最期がこんなにあっけないものだったとはちょっと驚きです。
そしてビルヘルムは死ぬ直前に考えたことがあるらしく。ミシェルを殺したいということと、生まれ変わったらまたラインハルトに会いたいということだったのだと。
それから不思議なことにビルヘルムは幼い姿で再び目を覚ましたとか。過去に回帰したというわけですね。
なぜ過去回帰が起こったのかについては説明は無く。そこら辺は今後明らかにされていくかもしれません。
またビルヘルムは再び目覚めたときには前世の記憶はなかったものの、その後ラインハルトに出会ってルーデンへ行き、どこかのタイミングで記憶を取り戻すことになるみたいです。
記憶を取り戻した際のビルヘルムの心情の動きなんかも気になるところ。そこら辺も描かれることに期待したいです。
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