ピッコマで公開されている「もう一度、光の中へ」の感想と考察になります。
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「もう一度、光の中へ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
合意点は見つからず
会談の場でリオテン公国はイデンベル帝国の理不尽な要求を拒否しつつも、合意点を見つけるべく代替案を提示。
しかしアルセンの独断によりそれは拒否され、また3日後に再び会談を開くこととなりました。
ただアルセンの発言は印象的で、本当に平和を望むならそんな条件を提示すべきではないという感じでしたね。これではまた新たな戦争が起こるだけだと。
戦場の虐殺者と呼ばれるアルセンですが本心では平和を望んでいるということでしょうか?彼の本心が気になるところです。
意向の違い
会談終了後にアルセンと部下の会話シーンがあり、アルセンの独断に部下は納得いっていないよう。
おそらく部下の者からしたら交渉は適当に破談させて、リオテン公国を征服してしまえばいいと思っているみたいです。援軍もすでに到着しているからこれ以上時間を稼ぐ必要もないと。
だからわざわざ3日後にまた会談を開くのも無駄だと考えているのでしょう。
一方でアルセンはなるべく話し合いで解決したいということでしょうかね。もしかしたらイデンベル軍においてアルセンだけが平和主義者という構図なのかもしれません。
アルセンに直接接触
その日の夜アイシャは森の中にアルセンを呼び出して2人きりで会うことに。
どうやら彼女は下級精霊ルーに頼んでアルセンにメモを残したよう。そのメモはイデンベル語でしかも亡き幼馴染アリサと同じ筆跡だったということで、彼は相手が誰かも分からず息を切らして指定の場所にやってきたみたいです。
今のアイシャと前世のアリサの筆跡が同じということですね。アリサのことでそんなに必死になるとは、アルセンにとって未だに大切な人なのでしょう。
アルセンが駆け付けてもそこにアリサがいるはずはなく、フードを深くかぶったアイシャの姿が。それが自分をはめるための罠だったのだと思ったアルセンは、かけがえのない親友の筆跡を利用するなど許し難いと声を荒らげていました。
一方でフードを脱いで顔を見せたアイシャの目からは大粒の涙がポロポロと流れているという。
前世の自分のことを未だに大切に思ってくれていたことにグッときたのですかね。この後どんなやり取りが交わされるのか気になるところです。
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