ピッコマで公開されている「もう一度、光の中へ」の感想と考察になります。
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「もう一度、光の中へ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アイシャのやりたいこと
前回の話でまさかの復讐物語になるのかなという流れだったわけですが、今回復讐に対するアイシャの気持ちみたいなものが見られました。
母アイリスから将来やりたいことを聞かれ、結局アイシャは何か具体的なことは答えなかったのですが、心の中では復讐のことが浮かんだようです。
たしかにそのために今まさに精霊や古代語のことを勉強しているので、アイシャの中でイデンベル帝国に対する復讐というのは結構大きいことなのかもしれません。
家族に迷惑をかけないために復讐は一人で果たすという気持ちだったようで、アイリスには黙っていたみたい。
可愛いアイシャが突然復讐なんて言葉を口にしたら驚くでしょうし、おそらく優しい母にそんなことを言ったら止められてしまうのでは?とも思ってしまいます。
今は黙っておいて正解かもしれませんね。
あと今回出てきていないですが、せめて復讐のことを相談するなら父ティリオンのほうがいいかななんて思ったり。
家族には優しい反面冷酷な皇帝として知られているので、アイシャが復讐を望むなら全力で手伝ってくれそうな気もします。
ただ前世でイデンベル帝国の皇女だったなんて明かすわけにはいかないですし、イデンベル帝国をなんで恨んでいるのかという口実が難しそうですがね。
とにかく今はアイシャの望む復讐がうまくいくように応援したいところです。
バレたくないアイシャ
最後のほうのシーン、アイシャの秘密がバレるのではないかとヒヤッとしてしまいます。
皇宮図書館から精霊や魔法に関する本を持って帰ったアイシャが、ばったりと兄イシスに出くわしてしまったんですよね。
そこでアイシャはとっさに手に持った本を隠すという。
たぶんアイシャが本を隠した理由は、自分が精霊使いであることをバレないようにするためでしょう。それを復讐の切り札と考えているので、たとえ家族だとしても知られるわけにはいかないのだと思います。
精霊の本を持っているから精霊使いだなんて思われないでしょうが、それでも不審に思われるかもしれないですからね。
ただアイシャが隠した本にイシスは気づいている様子でした…。果たして兄は妹の行動にどう思うのか。
その本が何かって突っ込まれたらちょっと怖いですね。ヒヤヒヤしてしまいます。
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