ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」のネタバレと感想になります。
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「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
ユルーゲルの笑み
終戦記念パーティーの会場。
ミカエル王子を抱いたユルーゲルは、アスに近づき、ミカエルを彼女に渡す。
それと同時に耳元で、君は着飾ってもあまりかわいくないねと囁き、ニコッと笑った。
それを言われたアスはきょとんとして特に何かを言い返すことはない。
一方のミオはユルーゲルのことをボケっと見惚れているのだった。
アスは一回息をついて、ユルーゲル様が美しすぎて足元にも及びませんよと答える。
可愛くないのは残念だけど…そのうちいい子になってくれるはずだから今日は許してあげる。それに君のことを気に入ってるしね。
そう言ってユルーゲルは満面の笑みを見せると、周りからは彼の美しさに見惚れてか歓声が上がる。
しかしアスはちょっと引いたようで、鳥肌が立つのだった。
悪くない投資
王子にようやく与えられたミカエルという名前。
王妃の側を離れるまで残された期間は3年である。
パーティー会場では、人々がアスのことを見てザワザワと噂をしているようだ。
処刑された乳母の後継の者なのだろう。若いし未婚か未亡人に見える。あれほどの若さなら声をかけてくる貴族もいるはず。悪くない投資だ。
そのような人々の声が聞こえてくる。
そんな中国王はアスのほうを見つめており、どうやら全て聞こえていると言うような顔をしている。そして嘲笑っているのだ。
アスの元には一人の男が話しかけてきた。
20年後には
初めまして!私はアスナル・テイラー子爵と申します。お嬢さんのお名前をうかがっても?
そう話しかけられたアスは考えていた。
私は傲慢な人間ではないが、計算できないほどおめでたい人間でもない。
国王の後継者はミカエル王子一人であり、後継争いの必要もない唯一の王位継承者。
そして私はその皇子が一番心を許す王子の乳母である。しかも若くて未婚の。
身分は準貴族でしかないが、20年後には権力の核心となるとすれば…どれだけ大きな価値があるだろう。
そう考えながらアスは話しかけてきたアスナル・テイラー子爵に返事をする。
子爵様は私とイニシャルが同じですね。アス・トケインと申します。
そう挨拶をするのだった。
【16話】感想
相変わらずユルーゲルの心情がわからないというか、つかみどころがないというか。
残酷なことをしそうな怖さもあるんですけど、いまいちどういう人物なのかがつかめないですね。彼にとってのアスとは一体何なのでしょうか。
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