ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第9話 | 第10話 | 第11話 |
「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】ネタバレ
戦争の終わり
アスと王子の元にはユルーゲルが訪れていた。
どうやらユルーゲルはやっと彼女の名前を覚えてくれた模様である。
ユルーゲルは王子を見て、しばらく会えないと思うと寂しいな…と呟く。
もう会いに来なくていいのにと思いながらも、何かあったんですか?と聞くアス。
どうやら戦争が終わったらしい。
ようやく「脱出記」が次の章に進んだのだ。戦争が終わり王子の名前が公表されるのである。
当然王子の名前は王妃の希望であるレオではなかった。
パレード
セヤとの読み書きの授業中、アスはまたも居眠りをしている。
セヤに起こされ、アスは不意に彼にこの仕事でいくらもらっているのかと尋ねた。
どうやら彼は無報酬なのだと。というのも彼を連れてきたメイド長のスサと彼は従姉妹なのだという。
春風みたいに優しいセヤと北風のように冷たいメイド長スサが従姉妹とは、全然似ていないと感じるアス。
最近疲れている様子のアスに、セヤはポンと頭を撫で、彼女は顔を赤くする。
突然のことにアスは顔を赤くし、動揺したのか、何か話題を出そうと戦争が終わったという話を切り出した。
するとセヤは、あの魔…いやあの方は最近も王妃宮殿に来られるのですか?と言う。
魔物と言いかけたセヤに、アスは驚いた。「脱出記」に出てくる男の人は全員ユルーゲルにゾッコンだと思っていたが、違い人もいるのだと。
戦争が終わったらパレードが行われるだろうと言う。その時に国王の隣にいるのは王妃ではなくユルーゲルなのだろう。
セヤはパレードの日に僕がエスコートしましょうかとアスを誘い、彼女も喜んで受け入れるのだった。
万年筆のイニシャル
アスがふと自分の持っている万年筆を見ると、そういえば「アス」は字が書けないのにどうして万年筆を持っているのかな?と疑問に思う。
その万年筆には「C.K」というイニシャルが入っている。「アス」の名前はアス・トケインであり、彼女の名前ではない。
このイニシャルは誰のものなの?と彼女は疑問に思うのだった。
修羅場
いつかこんな日が来るとは思っていたが…
アスは修羅場を迎えていた。
その日、同じ部屋に王妃とユルーゲルとアスがいた。
王妃とユルーゲルの殺伐とした雰囲気に、アスは息が詰まりそうだと感じる。
ユルーゲルは王子を抱くと、王子様に素敵なプレゼントを用意してるんですよと言い出した。
そしてユルーゲルはアスのほうを見ると、彼女に話しかけてくる。
僕は君のことが気に入っているんだ。そして今は気分がすごくいい。だから君にもプレゼントをあげるよ。願い事をひとつ言ってみて。
アスは憐れな王妃の肩を持ちたかっただけで、ユルーゲルのことは好きでも嫌いでもなかったが、その言葉に傲慢さを感じた。
私の願いはラーメンの火を止めることです。
アスはそう答える。彼女がこの世界に来る直前ラーメンを作っていたからだ。
ラーメンって何?と答えるユルーゲルに、アスは冗談ですよと笑い、王妃宮殿にあてる予算をもっと増やしてほしいですと言うのだった。
そう言いながらアスは考えていた。
ユルーゲルと国王はいつまでも幸せに暮らし、王妃は亡くなるまで不幸なままだろう。だから考えてしまう。私に変えられること変えられないこと。その狭間から幸せをつかむ方法。
そう思っていると、ユルーゲルが予想外の言葉をかけてきた。
アス、次に会うときはもっといい子でいて欲しいな。
その言葉に彼女は目を見開き、驚くのだった。
【10話】感想
最後のユルーゲルの言葉が怖すぎますね。何か癇に障ったのでしょうか。
もしかしたら王妃宮殿にあてる予算を増やしてほしいという言葉が気に入らなかったのですかね。ユルーゲルにとって王妃は邪魔な存在なので。
真意は分かりませんが、これまでにないような緊張感が感じられます。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第9話 | 第10話 | 第11話 |