ピッコマで公開されている「リリエンの処世術」の感想と考察になります。
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「リリエンの処世術」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【25話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
曲げない意志
ダミアンと結婚の意志を曲げないリリエン。兄セドリックは仕方なく受け入れることに。
ダミアンと結婚して大公妃となって最善を尽くすと明るく言うリリエンと落ち込んだ様子のセドリックが対照的でした。笑
セドリックはシスコンですから彼女が心配でしょうがないのでしょう。
しかし、レイチェルに目をつけられてもリリエンであれば、どうにか乗り切ることは出来そうですよね。それに期待したいと思います。
マテオ皇太子の憂鬱
大和議の心配をするマテオ皇太子。
前話でもちらっと出てきましたが、大和議とは幅広い分野で協議する勢力争いの最前線。
しかも、今回の和議は皇帝クロードの即位7周年を記念するものとなり、反クロード派とクロード派が集結することになります。
だから、何かが起こるのではないかとマテオ皇太子は心配していたのですね。
マテオ皇太子の過去
父が亡くなり、帝位を奪われ、母は叔父クロードの妻となり、残ったものさえ捨てようと自害しようとした過去をマテオ皇太子は思い出します。
しかし、それではクロード以下だと激しく叱責するヘメンリンナ大侯伯。クロードの犠牲になった命よりも、マテオ皇太子1人が死んで失われる命の方がずっと多いのだと。そして、死ぬなら皇帝になって後継者を決めてからだと告げました。
父も母も失ってマテオ皇太子は辛かったでしょうね。若くしてそんな辛い状況に直面してしまったマテオ皇太子は、背負うものが大きすぎて重圧で押しつぶされそうになったことでしょうね。
マテオ皇太子は少し気弱で陰があるような気がしますが、彼を癒して支えてあげられる人が現れるといいです。マテオ皇太子はリリエンが好きになりそうですが、彼女にはダミアンがいるので。。
書斎で
マテオ皇太子がふらっと書斎に入ると、そこにはリリエンが。
2人は他愛もない会話をしたあとに、マテオ皇太子は彼女に大和議のパーティーの招待状が来たことを謝ります。
マテオ皇太子は自分のせいでリリエンを巻き込んでしまったのだと考えているようです。
本来であれば皆から祝福されるデビューを飾っただろうに、マテオ皇太子派のダミアンの婚約者として出席する彼女には厳しい目が向けられることになりますからね。
マテオ皇太子は皇帝になろうとしている立場ですが、人の気持ちが考えられる優しい人ですよね。見た目はダミアンにそっくりですし、私は結構好きなキャラクターです。笑
そして、謝罪するマテオ皇太子に、招待状を書いたのも、私の父を暗殺したのもあなたではないとほほ笑みかけるリリエン。
彼はその言葉で救われたでしょう。ますますリリエンのことが好きになってしまいそうです。
それにしても、皇帝クロードの愛人のレイチェルは和議の主催を務めるなどして、皇妃以上の力を持っているようです。
マテオ皇太子の母は名ばかりの皇妃になっていそうですし、やはり彼は皇帝クロードの元から助け出したいと思っているのでしょうか。
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