ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【98話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
全てはアステルの手に委ねられた
フリッツが薬草を入手して帰ってきたものの、薬草の状態は悪くほとんど枯れてしまっているよう。
しかも長い道のりで馬は疲れて2人を乗せて走ることができず、グレーテルはセルベルにお願いしてフリッツ1人で先に帰ってきたみたいです。
そんな状況の中でアステルはどうにか解毒薬の調合を試みることに。
薬草の状態が悪い事はもちろんグレーテルがいないのもかなり痛手ですよね…。アステルはその解毒薬を作るのが初めてなわけですから。
カイゼンを救えるかは全てアステルの手に委ねられたということで、どうにか最善を尽くして欲しいですね。
祈るアステル
どうにか解毒薬を完成させたアステルはすぐにカイゼンに飲ませていました。
もちろん正しく調合できているか確証はなく。それでも一刻を争う事態であるため、上手くいくことを信じて飲ませるしかないという感じなのでしょう。
そしてその夜アステルはずっと寝ているカイゼンのそばに寄り添い、彼が無事に目覚めることを祈っているよう。
これまでアステルはずっとカイゼンのことを突き放してきましたが、今では彼の大切さを再び感じて心から無事を願っている様子。
というのも彼女は6年前に離婚を切り出したカイゼンの言葉が本心ではなく、自分のためを思った嘘だったと確信しているみたいですね。
そもそもここ最近アステルはカイゼンに寄り添う姿勢を見せていましたが、第96話でエクレン伯爵から渡された母ジェクリーンの日記が彼女の心情に大きな影響を与えたのでしょう。
ついにカイゼンが
カイゼンの無事を祈りながら涙を流しているアステル。
そんな彼女の頬に触れる手が。ふと顔を上げるとそこには目を覚ましたカイゼンの姿がありました。
どうやら解毒薬がしっかりと効いたみたいですね。切羽詰まった中でもアステルは正しく調合できていたようです。
それからカイゼンも涙を流しており、愛しているから離れないで欲しいと素直な気持ちを伝え、アステルのほうも自分も同じ気持ちだと答えていました。
6年前からお互いに嘘をついたり自分の気持ちに正直になれなかったりですれ違っていた2人ですが、この瞬間についに心が繋がったと言えそうですね。
シーズン3終了
今回の話でシーズン3が終了となりました。第81話からだったのでかなり短いシーズンでしたね…。
毒に侵されていたカイゼンは無事に助かり、そしてアステルとも心が繋がったということで、ひとまずハッピーエンドで一区切りという感じでしょうか。
次のシーズンではカイゼンとアステル、そしてテオールの幸せな家族の姿を見ることができるのではと。再開が待ち遠しいです。
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