ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【93話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
セルベルの前に現れたのは
牢屋に閉じ込められているセルベルの前にはある男が現れました。それはベリアン。彼の登場は久々な気がしますね。
彼はカイゼンの元秘書官であり、親しいというほどではないもののセルベルとは一応友人関係のよう。それで会いにきたみたいです。
ベリアンは今回のカイゼン毒殺未遂事件の犯人としてアステルを疑っているようですが、皇后陛下はそんな方ではないとセルベルは強く否定。
セルベルは相変わらずアステルを信頼してくれているみたいですね。そしてベリアンがアステルを疑いの目で見るのも相変わらずです。
それぞれ考えていることが違う2人ですが、セルベルはベリアンに頼みごとをしていました。父エクレン伯爵が何か知っているから自分の代わりに訪ねて欲しいと。そして自分の脱獄を手伝って欲しいとも。
ベリアンは断りはしませんでしたが、答えを保留にすることに。どうにか彼が協力してくれるといいですね。
曖昧な立ち位置
セルベルの頼みごとに対して答えを保留にしたベリアン。そんな彼は帰り道にフローリンと出くわすことに。
この2人が手を組んでいるのはすでに分かっていることですが、今回は別に約束して待ち合わせていたわけではなく、フローリンが勝手に待ち伏せていたよう。ということはベリアンに監視でもつけて行動を把握しているのでしょうか。
ベリアンは皇后アステルと彼女の出身家であるレストン公爵家を追い出すことを望んでおり、フローリンは皇后の座を欲しがっているということで、利害関係の一致で手を組んでいるわけですが、お互いに本当に信頼しているわけではないようで。
今回のやり取りを見ても2人はお互いに腹の探り合いをしているようでした。
またベリアンはフローリンのことを警戒している様子であり、さっきセルベルから聞いたエクレン伯爵の件は黙っておいたみたいです。
う~ん、ベリアンは曖昧な立ち位置にいてどちらの味方にもなり得る存在ということでしょうか。どうにかセルベル側についてくれるといいですね。
マリアンが逃亡?
夜遅くにアステルのもとにはある知らせが。なんとマリアンが密かに皇居を抜け出したのだと。
というのもどうやらマリアン宛てに父クロイツェン侯爵から連絡があったようで、3日後の午前0時に合わせて家に帰って来いとか。
時間まで指定して何を企んでいるのですかね…?またマリアンを捨て駒にして悪だくみをしていそうな気がしてしまいます。
もはやマリアンも父の言うことに従う必要などないのではと思ってしまいますが、やはり父の命令は無視できないのでしょうか?
ちなみに前回ラストシーンでマリアンはレストン公爵と出くわしていましたが、あの後特に何かやり取りがあったわけではないようで。
今後マリアンの存在が周囲にどういう影響を与えるのか、彼女の周りで何が起こるのか注目ですね。
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