ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【90話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
解毒不可能?
剣術大会で大怪我を負ってしまったカイゼン。彼を切りつけた剣の刃には毒が塗られていたらしく、カイゼンは毒に侵されてしまうという。
当然剣を使っていたセルベル自身もそんなことは知らなかったでしょうが、弁解する余地もなくセルベルは皇帝殺害未遂で捕まってしまうことに。
毒の塗られた剣を使っていた以上セルベルが犯人扱いされるのは仕方ないですね…。見事に嵌められてしまったということでしょう。
また医者の診断の結果、最悪なことにカイゼンを苦しめている毒は解毒不可能なものなのだとか。
今のところ救う方法はないということでしょうか?これにはアステルもだいぶ動揺しているようで。カイゼンの命の危機に彼女が何を思うのかは気になるところですね。
黒幕は
アステルは考えるまでもなく事件の犯人は父レストン公爵だと思ったよう。
そんな時にちょうどレストン公爵がやって来て、お父さんの仕業ですねとアステルが問いかけると、彼はニヤリと不気味に笑うという。もはや彼自身もそれを隠すつもりはないみたいです。
それからアステルはすぐに告発しようとしましたが、レストン公爵に脅されることに。カイゼンはどうせ助からないし黒幕は自分だけではないと。息子テオールを守りたいなら従順になれとも。
そんな強迫に心が折れたのか、アステルは肩を落としてお父さんに従いますと返答していました。
大人しく従うふり?には見えないですね…。本当に諦めてしまったのでしょうか…。
物語的にはカイゼンが死ぬはずないと思いますし、このままレストン公爵にやられっぱなしなんてことはないと思うので、アステルの反撃に期待したいですね。
ジェクリーンの日記帳
以前第86話でレストン公爵は亡き妻ジェクリーンの部屋で何かを見つけた描写がありましたが、どうやらそれは彼女の日記帳だったよう。
その日記には彼女のエクレン伯爵を愛する思いが綴られており、そしてなんと彼の子供を身ごもったのだと。
さらに衝撃的なことはお腹の子を守るために瞳の色が彼と同じ緑色のレストン公爵と結婚したというのです。
つまりそのお腹の子がアステルだったというわけですね。これまでにも読者目線でエクレン伯爵とアステルの親子疑惑は浮上していましたが、今回確定しましたね。
また実際に生まれたアステルの瞳の色は緑色であり、レストン公爵との親子関係を疑う者はいなかったでしょうから、そこはジェクリーンの思惑通りだったと言えそうです。
エクレン伯爵との子である事実を隠すためにジェクリーンが自分と結婚したのだとレストン公爵は知り、その事実に憤りを感じているようでした。
アステルもこの事実をいずれ知ることになるでしょうか。彼女が何を思うのか気になるところですね。
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