ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【85話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
寝かしつけのとき
夜寝る時間になり、寝かしつけのためにカイゼンはテオールの部屋へとやってきました。
そこでテオールはお母さんと何かあったのですかと質問することに。例の使用人たちの間で噂になっている夫婦喧嘩の件が気になっているみたいですね。
カイゼンは答えづらそうであり適当にはぐらかし、そして寝かせるために童話を読んであげていました。
テオールもそこまでしつこく追及はしていないようで。まあ相手はお父さんとはいえこの国で一番偉い皇帝ですからね。
またテオールは童話に出てきた剣術大会に興味津々のよう。現在帝国では収穫祭のときに狩猟大会を開催しているらしいのですが、狩りは嫌だというテオールの望みを受けてカイゼンは今年剣術大会に変えることを決定していました。
まさかテオールの気持ちだけで大きな行事があっさりと変更になるだなんて。それだけカイゼンはテオールを大切にしているのでしょうね。
お茶目な一面
翌日カイゼンはアステルに話したいことがあり、庭園で一人過ごす彼女のもとへやってくることに。
前回の話で2人きりの時は話しかけないでと言われたこともあり、カイゼンは中々話しかけられずにアステルの後ろをうろうろしているよう。
そんな彼の気配にアステルは気づいているみたいで、知らぬふりをしながらも逆に気まずそうにしていました。
相変わらず何とも言えない微妙な関係が続いていますね…。苦笑
ただカイゼンは意を決したようで、テオールの飼っている犬ブリンを抱きかかえて顔を隠しながら登場することに。そしてブリンが喋っているかのようにおどけるてみせるという。
まさかこんなことをするとは…。さすがにアステルも笑いをこらえているようでした。
微妙な関係になっているからこそカイゼンの意外でお茶目な一面を見ることになりましたね。
カイゼンの提案
カイゼンがアステルに話したいことはというと、今度開催されることになった剣術大会とテオールについて。
その大会で目立った実力を見せた者にはテオールに剣術を教える先生になれるという条件を付けたらどうかと。
これは中々良い考えですね。アステルも護身のためにテオールには剣術を教えたいと元々考えていたようですぐに同意していました。
ただカイゼン曰くおそらくこの人物が抜擢されるだろうという者がいるらしく。それはセルベル・フォン・エクレンなのだとか。
ここ最近出番が少ないですが、ランベルク騎士団の団長でこれまでも登場していた人物ですね。
セルベルはこの帝国で最も優れた剣の腕を持つうちの一人ということで、番狂わせなどが無ければセルベルがテオールの師匠に選ばれるだろうとカイゼンは考えているみたいです。
しかしこれにはアステルが少し動揺している様子。以前のスキャンダルのせいで変な噂が起こることを懸念しているよう。
第56話でのことですね。パーティー会場の外の庭園でアステルが転んでセルベルに覆いかぶさる形となり、それを大勢に目撃されてしまうという出来事がありました。
セルベルの名前が出たこともあってアステルは一旦回答を保留することに。彼のような人物がテオールの剣術の師匠になってくれたら頼もしいですけどね。今後セルベルの登場機会が増えそうで楽しみです。
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